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【せんるす】関係性
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Senra side
せん✕るすで付き合ってる設定です
ある日luzから突然来た電話。
『センラくん〜?』
「お〜、るっちゃんどーしたー?」
いつも通りのほのぼのした声で名前を呼ばれる。
『迷った〜』
「は???え、どこで???」
『愛知県』
「の、どこやねんwww」
『えぇ......んー、近くにファミ○はあるよ〜?』
「そんなんどこでもあるわっ!www」
と、思わず反射的にツッこんでしまう。
あかんわこいつ......会話出来ひん......
「はぁ......マップ送ってくれます......?」
流石にマップ自体はわかるだろうと呆れ気味で聞く。
『分かった〜......ん、送った。』
「はいはい、今見ますね〜。てゆーかセンラお仕事中なんですけどwww」
『あれ?センラくん今日、暇って......』
「急にお仕事入ったんですよ、まぁ家での作業なんでのびのびできるけど、」
『そーなんか、じゃあ俺センラくん家行くのやめとく......』
と、ちょっとしょんぼりした声で言う。
「るっちゃん家来る予定やったん!?」
『だめやった......?』
と感覚だがるっちゃんは泣きそうな声になって聞く。
「んなことないで!いつでも来ぃ?あ、迎えに行かなあかんのや。」
『センラくんにとったら俺、めんどくさいんちゃう......?話通じんかったり、こうやって道迷ったりして電話かけたるし......。それに、センラくん......志麻くんと居るほうが楽しそう......』
今にも泣きだしそうな表情で、声で、ぽつぽつと言葉を紡ぐ。
志麻くんって言われたのは心外やなぁ......
なんで表情がわかるかって?
るっちゃんの場所、家から近くて走ったらすぐやったんよ、やから来た。
『「るっちゃんは、今のセンラ見てもそう思う?」』
暑い中走って、本当は歩いても全然良かった。
けどやっぱり早くるっちゃんに会いたくて。
るっちゃんは目の前の走って汗だくのセンラを見て、泣きながら抱きついてくる。
「センラく、......っ、ごめ、なさっ......!俺、センラく、忙しいの......知ってるのに......っ!」
「全然ええんやで?会いに来てくれてほんま嬉しい......家きてゆっくり話聞かしてくれん?」
と、声をかけ、頭を撫でると
「......ん、」
と頷き、センラの家まで2人仲良く手を繋ぎ帰った。
話を聞くと、
仕事で失敗ばっかりして落ち込んでるのに加え、センラから連絡が少ないから本当は嫌われてるんやないかって不安になった......やって。
センラ、連絡少なかったんか......
あかんなぁ、こんなにセンラのこと思ってくれとる彼女を心配させるなんて......
「センラくん......俺、重い......?」
「んーん?どこが?」
「だって......「るっちゃん」
「?」
「センラね、今めちゃめちゃ嬉しいんですよ?るっちゃんが会いに来てくれたり、迷った時とかるっちゃん、いっつもセンラのこと1番に頼ってくれますよね?るっちゃんの中の1番にセンラがいるのが1番嬉しいことなんですよ?」
わかりやすいように言ったはずなのに頭にハテナを浮かべるるっちゃん。
な、なんでやぁ......???
と、どう言ったらわかるだろうと考えているとるっちゃんが急にキスをしてきた。
「こ、こーゆーこと......??///」
顔を真っ赤にしながらそっぽを向くるっちゃんはただただ可愛かった。
「んー、ちょっと違うかなぁ......」
と言うとるっちゃんは驚いてこちらを向く。
その隙を狙って深いキスをして後ろへ優しく押し倒す。
「ん......は、んっ......////」
と慣れたキスで息継ぎをしてお互いの唇を求め合う。
「どちらかと言うと......こーゆーこと、」
とお互いに眼を光らせた。
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