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「はぁっ……はぁっ……ん、んぅ、あっ……」
だんだんアリエルの足腰が震えて、動きが鈍くなってくる。
蕩けた瞳は潤んでいて、引き結んだ唇の端から、唾液が漏れてくる。
「んっ、あ、あっ……エリック……えりっく……」
「ん?どうした?気持ちいいよ。」
「も、うごくの、つらっ、くて……」
「……ふふ、ごめん。アリエルが可愛くて意地悪した。おいで。」
腕を伸ばすと、その中にゆっくり倒れ込んでくる。
ぎゅっとして、背中を優しく撫でてから、そっと起き上がる。
「あっ、んん……」
「俺が好きに動いても?」
「……うん……いっぱいぎゅってして……」
そういわれたので、アリエルを抱きしめたまま、座位で下から突き上げる。
「ん、あっ、あ、あぁっ……きもち、い……!んっ、きもちいいっ……」
気持ちいい、気持ちいい、とうわ言のように繰り返されると、たまらなくなる。
「アリエル……愛してる、大好きだ……」
「あ、あっ……おれもぉ……おれも、えりっくのこと、すきっ……!」
ぎゅっと抱きつかれて、甘ったるい声でそう言われて、限界が近づく。
「あっ、まって、あ、んんっ、はげしっ、よ、えりっくぅ……!」
「は、はっ……アリエルっ……」
「も、イっちゃうからぁっ……!」
「一緒にイこうっ……!」
「んんっ、や、イくっ、ぅ……!!」
「く、ぅっ……!」
ビュ、ビュッ、とアリエルの中にたくさん射精する。
「あ……あつぃ……」
「ん、はぁ……アリエル、大丈夫か?」
「うん……きもち、かった……」
ゆっくりアリエルの中からペニスを引き抜くと、精液がトロ、と垂れてくる。
「っ……」
あまりのエロさに、また勃ちそうになって、必死にこらえる。
アリエルにあまり無理させたくないし、カイからも釘を刺されている。
「エリック……」
「ん?どうした?」
ゆっくり横にさせたアリエルの頭を撫でる。
「もう……しないの……?」
「……え?」
「あ、えと、そのっ……満足してないとか、じゃないんだよ?!すごく、きもちよかった、けど……エリックは、まだ、したいかなって……」
「ど、どうして?」
まさか、興奮したのがバレたのだろうか。
「……エリックが、記憶、なかった時……たくさんしたでしょ……?」
「……あぁ、うん。」
「エリック、本当は、あれくらいたくさん、したいのかなぁって……」
ぽわぁ、とした顔でそんなことを言うアリエル。
確かに、俺の性欲はそんなに弱くはない。
淡白な方だったはずが、アリエルに対しては人並みかそれ以上に強く、アリエルが許してくれるなら何度だって抱きたい。
それを、記憶が無い時には無意識に出してしまっていたわけで。
「あの……おれ、今日はまだ、平気だから……もっと、する……?」
「……本当にいいのか?」
「……うん……おれ、エリックと、ちゃんとエリックと、エッチできるの……嬉しいから……」
ふにゃ、と笑ったアリエルに、俺はもう、我慢できなくなっていた。
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