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守護する者たち 20
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戒めを解かれた射千玉の髪が背中に広がる。
月の光に照らされて艶やかに輝く黒髪。
覆い被さって来たセテフの長髪がアキラの肌に落ちる。
「綺麗…触ってもいい?」
「勿論。」
アキラは射千玉の髪を一房手にとって梳いてみた。
「さらさら。凄い。」
髪に頬擦りされて思わず震えが走る。
「貴方のこの太陽の光のような髪も美しい…」
セテフは金髪に口づけた。
「黒と金。黒と白。私達は唯一無二、最高の一対だとは思わないかい?」
重なる唇。
「貴方は私の妻となる。
そう定められている。
だが私は。」
口角をペロリと嘗め、舌を絡める口づけをする。
「自分の意思で求婚する。
アキラ、太陽の加護を受ける子よ。
私の妻となれ。
未来永劫、そなただけを愛すると誓う。」
後頭部を大きな掌で支えて口づけてくるセテフ。
息をする間も与えて貰えない程の激しさにアキラはクラクラする。
やっと離して貰えたときはすっかり息があがってしまっていた。
「あの、セテフさん…」
また口づけで唇を塞がれて。
「アキラ…私の番。
これからは名前で呼んで欲しい。」
「あの、セテフ…」
華の咲いたような笑顔。
綺麗な顔立ちのセテフが今まで浮かべた事の無いような笑顔。
戦神と呼ばれた男の心からの笑み。
アキラは思わず見惚れた。
「ん?どうした?」
優しく頬を撫でながら紡がれた言葉は蕩けてしまいそうに甘くて。
セテフの唇と舌がアキラの【感じるトコロ】を暴いていく。
敷布を握りしめ全身を桃色に染めて喘ぐアキラ…
美しい。
首筋、肩、鎖骨、胸の飾り、臍、嘗め回し吸い付き舌で転がし甘噛みする。
腋から二の腕の内側、肱の横から腕の内側を通って手の甲、親指の付け根、指の関節の裏、そして掌、嘗めて甘噛みして…
内腿、太腿の裏側、膝裏、膝横、脹ら脛、踝の上、足指、足裏。
セテフの舌が滑るように嘗め上げていく。
時折、ピクピクと痙攣する場所は特に念入りに愛撫する。
『ふふ…感じやすい子。』
無粋な内腿の鬱血痕に指を這わせ、
『ここより、こちらの方が。』
花芯により近い足の付け根に口づけ、吸い上げた。
「ああん…」
『より感じる。』
先走りの露で濡れそぼるアキラの花芯を口腔に含み獣並になった舌を巻き付けてやわやわと扱いた。
決して激しい快楽ではなかった筈なのにアキラは白蜜を解放してしまう。
息を荒げ身体を弛緩させて虚ろな眼でセテフを見る。
セテフは美味しそうに喉を鳴らしてアキラの白蜜を嚥下すると獣の舌がペロリと舌舐めずりした。
より大きく足を拡げさせると双丘を持ち上げて舌を這わす。
小さな双球を口に含み蟻の門渡りをぺちゃぺちゃと音をたてて嘗めていて気がついた。
アキラの飾り毛はてっきりセベクが剃ったのだろうと思っていたのだが真直に見てこれは…
世にも珍しい髪の毛、眉、睫毛以外は無毛の…
白板【パイパン】
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