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守護する者たち 21
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セテフの愛撫に翻弄されるアキラ。
優しく労りを込めたそれはいつしかセテフ自身の猛りのように激しくなっていった。
されるがままに身悶えし喘ぐ事しか出来ないアキラの蕾のひだを舌先が嘗める。
ゆっくりゆっくりと蕾口を拡げていってセテフの舌が男膣〈なか〉に呑み込まれていく。
綺麗な桃色の粘膜を舌で押し拡げこれから自身が納まる場所を確保する。
身体の小ささ故かアキラの蜜壺は狭い。
十分解してやらねば裂けてしまうだろう。
長さも太さも人間の男根を凌駕する獣の舌はアキラの男膣のすべてを嘗め回さんと動き回る。
その舌の微妙なざらざらが膣壁を刺激しアキラを善がらせた。
前立腺を嘗め上げられて溢れ出した白蜜をセテフは啜り上げ満足げに微笑む。
sideセテフ
えぐえぐと泣くアキラに気づいて獣舌を抜く。
「どうした?」
身体を起こして抱き寄せた。
「も、やめ…」
ぽろぽろと溢れ落ちる涙をそっと拭い取ってやって抱きしめる。
「アキラ。愛しい子…
ね?もう少し可愛いがらせて?」
旋毛に口づけを落とし頸に舌を這わす。
快楽に染まりきった身体はほんの少しの刺激で火が点く。
喉仏に舌を這わすとガクガクと痙攣した。
「もう欲しいの?」
『何を?』
聞き返す間も与えられず両膝を胸に押し付けられた。
『苦しい。」
「何するの…」
切っ先が蕾を穿つ。
声にならない悲鳴と共に抗おうとする手を押さえつけて剛直を奥へ奥へと進めていく。
アキラの仰け反った喉を甘噛みしてすべてを納めきった。
「あっ…あつ…いよぉ…」
しゃくりあげながら嫌々をする。
「泣かないで…アキラ。」
ゆるゆると動き出したセテフの剛直が前立腺を擦る。
そうなるとアキラの意思とは関係なく狂おしい程の快楽に翻弄される。
慎重な抽挿に激しさはなく思いやりに満ちたものだったがアキラは早々に白蜜を溢しあとは絶頂がずっと続く。
「んっ…あ、あっ…きっ…すき…セテ…」
アキラの【すき】という言葉がゾクゾクと背筋を駆け下りセテフの剛直をさらに膨張させる。
「アキラ…アキラ。私も愛しているよ。」
淫熱に掠れたセクシーな声でアキラの耳許に囁くセテフの胸は喜びに高鳴る。
アキラの【すき】という言葉。
三人ともが同じように言われた事も、それ以上の言葉を紡いだ事がない事も、誰も知らない。
「きもち…いい…」
セテフに蜜壺を穿たれ強い快感に囚われているアキラ。
「アキラ…アキラっ!」
セテフはアキラの細腰を掴み抽挿を激しくしていく。
蠕動する蜜壺がセテフを捉え絞りあげる。
「悦いよ…悦いよ。
堪らない、アキラ!」
縋って伸ばされて来た手を握りしめ甲に口づけする。
絡み合った指に力を込めセテフは最奥をめがけてラストスパートする。
「…テフ…セテフ…すき…だ…いすき…だいすき!きもち…いいよ…いっちゃうよぉ!」
射精を伴わない絶頂を迎え、アキラは上半身を仰け反らして痙攣する。
ほぼ同時にセテフは自らのキ頭がS字の粘膜に包まれ締め付けられるのを感じていた。
流石のセテフももたない。
「アキラ…出すよ。
中に出すよっ!」
ひときわ強く突かれて今迄到達したことのない場所にセテフを感じ、そしてそれは膨張して爆ぜた。
熱い白濁が膣壁に叩きつけられる。
意識を失ったアキラを抱き締め、白濁を男膣に塗り込めるように抽挿していたセテフは意を決して己を引き抜いた。
『このままでは
抱き殺してしまう…』
あり得ない程甘美な身体…
『こんな子、手放せない!』
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