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砂漠の悪魔 40
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「ぼっちゃん。」
高台に戻っていたアビスの元にデンウェンが現れた。
「少し話があるんだけど? 」
アビスは彼を居間に通した。
ここは、高台のアヌビス邸。
高台には、アキラの邸、アヌビス邸、客用の別邸の他にアヌビス兵の為の宿舎も完成していた。
「飲まれますよね? 」
アビスが酒と杯を持ってくる。
「ぼっちゃん、メロエにあるアレ。
ちい姫が執着してるあの大きいヤツ。
運んで来る方法を考えたんだけど。」
「俺もなるべく早く運んで来ようと思ってました。」
ワインを杯に注ぐ。
「俺にとって、重さも大きさも問題ないんだけど、問題はアレの“ 脆さ ”なんだよね。
で、解決方法を考えついた。」
アビスがその先を促す。
「この間、皆を運んでいて気がついたんだ。
アレを乗せられる“ 舟 ”があれば簡単に運んで来られる。
手配できる? 」
「はい。」
「雨季までには運んで来たいし、宜しくね。」
頷いたアビスと杯を重ねる。
「ぼっちゃん、ちい姫はセベクのところ? 」
「ああ、今夜は帰って来ないだろう……
何か用が? 」
「ぼっちゃん聞いた?
砂漠の悪魔がちい姫を娶りに来るよ。」
「……っ!
どっちの奴だ⁈ 」
今度はデンウェンが驚愕する番だった。
「どっちって……
それは西の砂漠のヘデデトも行動《うご》いているって事?
俺、そんなの聞いてないよ? 」
アビスが杯をあおる。
「少し前に……叔父上がチラリと。
はじめは毒持ちの連中の守護の話だった。
セパはすぐ近くにいるしアポピスとは既知の仲だ。
後は、ヘデデトの扱いをどうするか、だった。
今も結論は出ていない、はずだ。」
「ちい姫…… 」
「セベク…… 」
仰向けにした身体を組み敷き覆い被さるグレーの身体。
今、その標的はアキラの胸の飾りだ。
恐怖で尖った小さな粒を丹念に嘗めあげている。
「あ、あ……ん……やだ…… 」
大きな手は、立ち上がりかけた花芯を扱き、キ頭を擦り、鈴口を刺激する。
クチュクチュと卑猥な水音が響き、それはアキラの身体が陥落したことを表していた。
胸の飾りに吸い付いていた唇が離れ、次の標的へと向かう。
アキラの花芯にむしゃぶりついたセベクは同時に双球まで口に含んでしまった。
吸い上げられて、転がされて、未知の感覚に翻弄されそうになった時、セベクの指が蕾を探る。
「ひ……っ…… 」
“ つぷり ”とセベクの指が蕾のなかに呑み込まれていく。
アキラ自らの先走りのおかげで無理なく収まった太い指は、その感触を愉しむように男膣《なか》を進む。
「う、わぁ……はっ! 」
アキラの身体が跳ね上がり、指が前立腺を捉えた事を感じて、セベクはほくそ笑む。
アキラの前立腺は小さい。
毎回、探り当てるしかないわけだが、その時の反応は驚くほど激しい。
息絶え絶えに赦しを乞うさまは……
そそられる。
……そうしてのめり込んでいく。
愛しいものに……。
意識のない身体を限界まで折って、上から落とし込むようにして抽挿する。
自身に絡みつく肉壁に翻弄されそうになりながら、激しい交尾をアキラに強いる。
注ぎ込まれ続ける白濁が抽挿の度に溢れ出し、華奢な背中のラインを伝っていく。
セベクが咆哮する。
色に狂う。
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