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悪魔の恋情、死神の慕情 18
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“ とろん ”と蕩けた顔をしたアキラが己を組み敷いている “ 獣 ”を見上げている。
見つめあっているセテフ……
彼は今、本体の黒獣化している。
獣の、つやつやと光る黒い瞳を色欲に染めてアキラに正対した。
「セティ…… 」
人型のときの髪のように、素晴らしい艶をした体毛に触れるとセテフはその肉厚の舌でアキラの頬を舐めた。
「ラー……愛している。」
“ ミシリ ”と骨を軋ませて大きな前足が二の腕に乗り上げてくる。
先ほど半獣化して散々種付けした場所にまた戻ろうというのだ。
「僕も……セティ……愛してる。」
セテフは喜びの咆哮をあげた。
大きく開脚させた太腿の付け根、己を待ちうける蜜口に身体を進めていく。
獣が “ お座り ”の体勢のまま挿入っていく。
人型の剛直で、また半獣の獣剛直で穿たれ拡げられた蜜壺に、今度は完全獣体の巨根が入ってきた。
そのまま一気に奥まで突き込まれる。
「ーー‼︎ いやぁ……セティ! 」
押さえつけられて身動きが取れず、指先だけが敷布を掴む。
「ああぁ……善い……善いよぉ…… 」
カクカクと腰を揺らす、セテフの動きと共に先ほどまでに注ぎ込まれた子種が掻き出されていく。
そして新たな子種が注ぎこまれる。
セテフの、膨大な量の先走りがアキラを溢れさせる。
今度は肉色をした獣巨根が亀頭球を膨らませていく。
前立腺を擦るカチカチに硬い瘤がアキラの理性を削いでいった。
「きもち……イイ……イイよ……
イっちゃうよっ‼︎ 」
ピュクピュクと白蜜を……もう殆ど透明に近い状態のそれを噴き出して……脱力する。
セテフは千切られそうな締めつけに唸り声をあげる。
再び、一次射精を迎え、セテフは咆哮しながら注ぎ込んだ。
奔流がアキラの男膣《なか》を満たしていく。
「ああ……熱いよぉ……
セティ……だめぇ……! 」
一次射精、二次射精と種付けされたその子種の熱さにアキラの精神も焼かれていく。
「ぅわァーっ! あぁ……ん、あん……
やだ、もっと‼︎ 」
嫌々をしながら涙に濡れた目を向けてくるアキラに、セテフの僅かに残っていた理性
がキレそうになる。
「ラー……そんなに煽ったら……駄目だ。」
亀頭球は僅かに縮んできている。
セテフはゆるゆると動きながらアキラの身体を嘗め回し、抽挿出来るタイミングを図っていた。
「もっと、もっと……ちょうだい! 」
アキラの脚がセテフの後ろ脚に絡められる。
拙く腰を使ってセテフとの密着を高めようとするが上手くいかず、ぐずぐずと泣き出してしまう。
セテフの中で “プツン ”と何かが弾け飛んだ。
黒獣の前足が拘束するかのようにアキラの背中に回されて、しっかりと抱きしめられる。
「ラー……私は……もう止められない。」
黒獣が腰をあげて、ふたりが繋がっているところが宙に浮いた。
抱え込まれて浮いた身体に肉色の獣男根が出入りする。
「いやーっ! ああーっ! きもちいいィ! 」
人型ではあり得ない高速の律動に絶頂を迎えたアキラは……
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