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悪魔の恋情、死神の慕情 22
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刹那的な激しさで抱く。
奪われるかもしれないという恐怖がセベクを突き動かした。
再会の挨拶もそこそこに、セベクは夜着の下の腰布を剥ぎ取り膝を割った。
か弱い獲物は、最初は吃驚した様だがすぐにおとなしくなる。
滑らかな内腿にそっと指をすべらせて舌を這わす。
そして限界まで開脚させると細腰を抱えなおして引き寄せ、そのまま身体を進めていった。
「ーーあッーー! 」
仰け反らせた白い喉に軽く牙を立てて噛みついた。
隘路が収斂してセベクを包み込む。
ここが自分の居場所なのだと、ここに帰ってきたのだと。
セベクは奥へ奥へと収めきり優しく抱きしめられるような感触に身を震わせた。
そのまま駆け上がる。
ひと突き、ひと突きごとに揺さぶられた身体は褥に叩きつけられる。
片脚を抱えあげ、両腕でしっかり抱き締めて益々激しく攻めたてた。
先端で擦られていた角度が変わり、S字の括れを出入りする剛直が未知の性感帯に触れ、アキラは絶叫した。
「ーー!いやーーっ‼︎ 」
神経が焼き切れるような快楽に意識を持っていかれたアキラの、その間際の壮絶なまでの締めつけに、痛みすら伴い逐情する。
汗に濡れた髪を掻き上げる。
意識のないアキラの男膣《なか》で、緩々と捏ねるように抽挿しながら離れ難くて、次の高まりに向けて細腰を抱え直そうとした時部屋の外に気配を感じた。
「鰐王様、失礼します。」
甲高い少年の声。
ヴァジェトの嫡子、ネフェルテムだ。
「よい、入れ。」
セベクの許しが出て、遠慮気味に室内へ入って来る。
「鰐王様、皆様お揃いになりました。
…… ‼︎ 」
そこでネフェルテムが見たもの、それは今だ繋がったままのふたり。
セベクはニヤリと笑うとアキラの脚をより大きく広げ、わざと結合部が見えるようにした。
ゆっくりとした抽挿とともに出這入りする剛直の、根元から抜け落ちそうになるぎりぎりのカリ首までが露わになる。
そしてその凶器を咥え込む、限界まで広がった健気な蕾。
アキラには意識がなく、力なく投げだされた腕はピクリとも動かない。
「どうだ? 見るのは初めてではないだろう? 」
鰐王は、ネフェルテムが初めて鰐館を訪れた時の事を言っている……
寝たふりをして見ていたのも、母と二人で覗いていたのもすべてお見通しなのだ。
ふいに、セベクが身を引いた。
テラテラと濡れ光るダークグレーの剛直が引き出されていく。
セベクが出て行った後、アキラの蕾は名残惜しそうに数度ひくつくと、男膣《なか》から白濁が溢れて敷布を濡らした。
ネフェルテムは蕾から、アキラの痴態から目が離せない。
ネフェルテムが硬直したかのように魅入っている間に身繕いを整えたセベクが言う。
「アキラに付いていてくれ。
決してひとりにしないように。
目醒めたら相手をしてやって欲しい。」
“ 頼んだぞ ”とネフェルテムの肩を叩き、アキラに口腔を犯すような口づけをすると部屋を出ていった。
セベクは小蛇を侮っていた。
まさか、見た目10歳程度のネフェルテムがこの後どうなるか……
“ ごくり ”と喉が鳴る。
……セベクの気配が遠ざかり、誰の気配も感じられなくなった。
今この瞬間、この空間にはふたりしか居ない……
ネフェルテムは褥に乗り上げるとアキラの唇に己の唇を重ねた。
それはネフェルテムが知る、ただ一つの口づけ……
次は、セベクに手荒く吸われて少女のように膨れた胸の飾りに囚われる。
紅く色づいたそれを、赤子が乳を飲むようにチュウチュウと吸った。
ネフェルテムは今まで感じた事の無い熱にその身を焼かれていた。
下腹が灼熱の塊になってしまったかのように熱くて痛い。
腰布を寛げて自分に起きた変化に驚愕する。
……ヘミペニスが出現していた。
先ほどの鰐王のように、硬くそそり立っている。
2本纏めて扱いてみると凄い勢いで先走りが流れ出した。
ネフェルテムにとってはすべてが初めての体験だった。
当然、ふらふらとアキラに引き寄せられていく。
その股の間に身を入れて、先走りを溢し続けるヘミペニスを蕾に擦りつけた。
えもいわれぬ感覚に意識がトびそうになる。
何度かそうしていると、アキラの蕾が “ くぱぁ ”と開いて……ネフェルテムを誘惑した。
桃色の粘膜がネフェルテムを喰らってやろうと蠢いている。
「ーーっ。」
2本の欲棒がぐずぐずに蕩けた男膣《なか》に一気に呑み込まれていった。
ネフェルテムのすべての感覚がスパークする。
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