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悪魔の恋情、死神の慕情 23
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褥に横たわるアキラ。
乱れた髪は汗で濡れている。
閉じられた瞼はピクリともしない。
薄く開いた唇は……誘っているようだ。
投げ出された腕は弛緩してまるで人形のよう。
……そして大きく広げられた股の間に息づく蕾。
鰐王の精液で濡れてぬめる蕾がネフェルテムを誘っている。
意識のないアキラの身体すべてに鰐王の痕跡が刻まれている。
特に、白く柔らかい内腿の際どい場所に散らされた赤紫の花弁は、鰐王の執着の強さを表していた。
アキラのその肢体にゴクリと喉を鳴らす。
ネフェルテムは己のヘミペニスが勃起しているのを見たのは初めてだった。
それどころか、口づけも初めてなのだ。
自分の初めてをすべて捧げる事が出来る……
小さな胸は昂まり、ヘミペニスは滾った。
ネフェルテムの性器は、その歳には似合わぬモノだった。
大人の獣人達ほど巨大ではないが、何と言っても “ 2本 ”ある。
それを合わせて扱くとダラダラと先走りが溢れ出てきた。
後は本能だった。
崇拝する女神の足の間に腰を進め、2本一緒に蕾に押しつける。
鰐王の猛々しい剛直を直前まで呑み込んでいた蕾は口を開けてネフェルテムを待ち受けていた。
ずぶりと沈み込んでいく。
生まれて初めての体感に頭のなかが真っ白になる。
そのまま腰を進めていって、根元まで収めきった瞬間、身体が爆発するような感覚で射精した。
「うぁぁぁあーーっ‼︎ 」
思わず叫び声をあげたネフェルテムは身体を震わせながら射精し続けている。
2本のヘミペニスはその先端を振動させながら交互に精子を注いでいた。
アキラの意識が浮上する。
まるで死んだように動かなかった身体に力が戻り、腕が持ち上がる。
「 ‼︎ 」
己の腹の上に誰かが覆い被さっている……
それ自体は別に珍しい事ではない。
アキラが同衾しない事はほぼ無いのだから。
だが、だんだんと覚醒してくるに従ってその “ 誰か ”が夫達の誰でもない事に気づいた。
「うわぁっ‼︎ 誰⁈ 」
驚いて、完全に覚醒した目に飛び込んできたのはレモン色の髪をした色白の少年だった。
「女神さま…… あぁぁ……女神さま…… 」
ガツンと腰を押しつけられてアキラは自分が犯されていることを認識する。
『ああ……まさか、これは…… 』
「ネフェルテム……⁈ 」
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