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悪魔の恋情、死神の慕情 24
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「ちょっ……ネフェルテム? 」
アキラは上体を起こしてネフェルテムを押し退けようとした。
「 ? 」
獣の目をした少年に両手を押さえ込まれて身動きが取れない。
アキラの身長より頭ひとつ低いはずなのに、褥に縫いとめられた手はビクともせず、繋がったままの下腹は思いもよらない重さで押さえつけられている。
「女神さま…… 」
首筋に蛇の舌が這い回る。
「……ネフェルテム……なんだよね? 」
柔らかそうなレモンイエローの髪は肩下で切り揃えられている。
色白な肌の少年の、初々しい美貌は母親譲りだ。
「どうなってるの……? ね?……退いて? 」
「嫌です。」
反対に力を込めてのしかかられてアキラは狼狽した。
そんなアキラを見下ろして、その顔には似つかわしくない獰猛な笑みを浮かべたネフェルテム。
ニィと口角をあげたまま拘束していたアキラの手を恭しく持ちあげて、その甲に口づけた。
珊瑚色の舌がチロリと舞う。
薄桃色の唇が繊手を這い、指先へと滑っていく。
「女神さま…… 」
右手を拘束したままアキラの指を口に含んだ。
少年がおこなっているとは思えない舌遣いで指の股を嘗められて、思わず喘いでしまう。
ネフェルテムはアキラの白魚のような指を食みながらチロチロとしゃぶっている。
彼の二股の舌のそれぞれが別々に蠢いて刺激してくる。
「ああ……女神さま…… 」
そして……指先を咬んだ。
その時、アキラにはチクリと感じられただけだった。
しかし、間もなく自分の身体に異常を感じる事になる。
意識ははっきりとしている。
なのに、段々と身体の自由がきかなくなってきた。
もう、首を持ち上げる事も出来ない。
「ネフェル……テム…… ?
なに……を、した…… ? 」
ネフェルテムが綺麗に揃った前歯で、胸の飾りを食んだ。
同時に鋭い痛みがアキラを襲い、思わず悲鳴を上げる。
「女神さま……心配しないで……。
ほんの少し、身体の機能を下げただけだから…… 」
動かない身体を貪られている。
……貪られている……。
いや “ 貪られている ”というより “ しがみつかれている ”というべきか。
今ネフェルテムは、その母親譲りの美貌を涙でくしゃくしゃにして、泣きじゃくりながら腰を振っていた。
「うわぁぁぁ……ん……うっ……んっ…… 」
アキラの胸に顔をうずめて、抱きついてひたすら己のヘミペニスに与えられる摩擦に溺れている。
「女神さまぁ……女神さまぁぁ…… 」
己の生殖器を初めて勃起させて、恋い焦がれてやまないアキラの蜜壺で童貞喪失を果たした。
そしてほぼ同時に精通して、アキラの男膣《なか》に注ぎ込んだ。
アキラとの遣り取りというインターバルの後、ネフェルテムはほぼずっと抽挿し、射精しつづけている。
「僕の体液と僕の毒、相殺しあって中和して、女神さまの身体の自由をほんの少し奪っている。
大丈夫……。命に別条は無いから…… 」
そうして話している間もネフェルテムは腰を揺らめかしている。
「ネフェル……テム…… 」
「呼吸器も感覚も正常なはずだよ?
ほら…… 」
ネフェルテムの唇が重ねられ、舌が歯列を割る。
細い舌の思いもよらない強靭さにアキラはたじろいだ。
「女神さま……ごめんね。」
口づけも初めてのはずなのに雄の本能なのか、アキラの感じるトコロを的確についてくる。
セテフやアビスに開発された喉奥を二股の舌先で嬲られて、アキラは自身を勃起させつつあった。
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