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「――ッぁあ、やッ、あっ、ンっ」
荒い呼吸、熱い体温、むせ返る様な熱気。
部屋の冷房はついているはずなのに、それでも暑くて堪らない。
有坂に抱きしめられながら、何度も腰を打ち付けられる。
最初の頃の優しさなんかどこへいったのかというくらい、ガツガツと動物のように腰を振られる。
重い身体が押さえつけるように俺に圧し掛かっていて、身動き一つ出来ない。
「ぁあッ、も、やめ…ッ」
腰を動かされる度にゴリゴリと内部のしこりを抉られて、電流のような快感が押し寄せる。
目の前にチカチカと火花が散るような感覚が訪れ、パタリと有坂の腹に飛沫が飛ぶ。
「…っは、結城。出すぞ」
俺がイッたことが分かると、有坂の腰の動きが速くなる。
熱い呼気を吐き出しながら、がぶりと唇を奪われた。
もう頭がくらくらして、力が入らない。
背中が痛い。
硬いフローリングに押し付けられながら、乱暴に揺さぶられる。
荒々しく呼吸を吐いて、動きが一層激しさを増していく。
今にも中に放たれそうなそれを想像して、腰がビリビリと甘く痺れた。
「やっ、ぁ…な、中はやぁ…ッ」
「…っは、中に出すのは嫌か」
「ん、ん、やぁ…」
ちゅ、ちゅと舌を吸われながら腰を打ち付けられる。
こんな風にされながら中になんて出されたら、頭がおかしくなってしまいそうだ。
「…っだが結城の中は俺を離したくないと言っている。こんなに甘く吸い付いてきて、早く欲しいと強請っているようだが」
「ん、し、知らな…っ」
「知らない訳ないだろう。ほら、全部出してやるから受け止めろ」
有坂の口調が鋭くなる。
堪らず喘いで身体を揺さぶったが、床にしっかりと押し付けて固定された。
完全に中で出すつもりだ。
「…ッ、イくぞ」
「ぁっ、ひぁ――ッ」
有坂が低く呻いて、腹の中のソレが一層張りつめる。
瞬間、容赦なくドクドクと勢いよく俺の中に注ぎ込まれる熱い感覚。
脳の神経を揺さぶられるような甘い快感が断続的に襲ってきて、きゅうきゅうと腹の中で有坂のソレを締め付けてしまう。
お互いにゼイゼイと肩で息をしながら、瞳を見つめ合う。
もう頭が真っ白だ。
窓の外で、呑気な昼の町内放送がうっすら聞こえている。
色々と強引なところはあったけど、でも今日は最後までちゃんと出来た。
有坂に求められて最後はがっつくように奪われてちょっと怖かったけど、でも堪らなく気持ち良かった。
身体はぐったりしてるけど幸せで、ぼんやりしながら熱く息を吐きだす。
不意に有坂が俺の身体を起こして、反転させる。
そのままベッドの縁に俺をうつぶせに押し付けると、尻を有坂の方へ向けさせる。
何をされるのかとぼーっとしてたら、ぴたりとまた熱い感触を後穴に宛がわれた。
頭が真っ白になったまま息を整えていたが、有坂の意図に気付いてハッとする。
「――っえ、な、なんで…ッ」
ビクリとして振り返るのと同時に、肥大したソレがズッと中へ押し入ってきた。
あっという間に硬さを取り戻している有坂のソレが、俺の中を容赦なくまた抉り始める。
今最後までしたはずなのに、まだ終わりじゃないのか。
「お仕置きだと言っただろう。一度で終わらせるつもりなどない」
「…っやぁ、も、無理っ…できな――ッ」
「だが身体は随分気持ち良さそうだ」
「ぁあッ」
背後から回り込んだ手が、キュと俺の乳首を捻る。
すっかり赤く熟れたそこは痛いくらいに腫れ上がってて、熱い指先に刺激されるとビリビリと身体が弓なりに撓る。
背に有坂の身体が当たって、後ろから抱き込まれるように乳首を弄られると堪らない。
「ん、一緒にされるのが好きか」
「っあ、っや、だ、だめ…ッ」
「駄目じゃないだろう。ほら、ここを弄ると中がヒクヒクして媚びるように俺のモノを締め付ける。身体が喜んでいる証拠だ」
両手で乳首を摘ままれて、クリクリと何度も捻られる。
同時に後ろから力強く突き動かされると、内部の敏感な場所にそれが押し当たる。
「あっ、あっ、そこ、やぁ…ッ」
「またイくのか。男の性器に突かれながら乳首を弄られて達するなど、まるで女のようだな」
「あっ、あっ、お、おれ…っ、女じゃな…ッ」
「お前は俺の嫁だ。ちゃんと自覚しながらイけ」
「――ひぁッ」
凶暴なソレがより奥深くまで突き刺さる。
すぐ耳元で脳内まで犯すような有坂の声に、再び頭が真っ白になる。
大きな快感の波にのまれ、スッと俺の目が遠くなった瞬間。
「――お」
「っえ…?」
「益男」
ハッキリと耳元で聞こえた。
名前を呼ばれた瞬間、爆発するようにどかっと身体が熱くなる。
こんな時に、大嫌いな自分の名前なんか呼んでくんな。
「――ッあ、っあ、名前、やだぁッ」
「益男、好きだ。マス…」
「ん、あッ、やぁー…ッ」
大嫌いな名前のはずなのに、甘ったるく耳元で名前を呼ばれると、快感と羞恥心で頭がいっぱいになる。
弾けるように盛大にベッドに白濁が散った。
だが有坂は構わず俺の中を抉り続ける。
俺の名前を呼びながら、今まで散々我慢してきた欲求を全て解放するかのように、何度も何度も熱を穿ち続けられた。
再び熱を放たれたときは、もうぐったりと俺はベッドにうつぶせになっていた。
ずるりと有坂のソレが抜けていく。
やっと終わったと掠れた吐息を吐くと、有坂にベッドの上まで押し上げられた。
清潔なシーツに頬を付けると、一気に眠気が襲ってくる。
身体は汗や精液でぐしゃぐしゃだけど、もう体力の限界でとろりと目元が落ちる。
「まだ寝ないでくれ」
「――っえ」
そう言って有坂がまた俺に覆いかぶさってくる。
ぴたりと後穴に硬い熱を当てられて、背筋がビクリと震えた。
嘘だろ。
一体何回ヤれば気が済むんだ。
「――ッや、ぁあッ」
身体を起こされ、向き合いながら腰を打ち付けられる。
頬を取られて濃厚なキスをしながら、盛りの付いた動物みたいにガツガツと腰を突き上げられた。
部屋中に互いの肌を打ち付け合う卑猥な音が溢れ、繋がったそこからは何度も出された精液が流れ落ちる。
もう喘ぐ声すら掠れて、喉がカラカラで声もでない。
有坂はそれに気づくと、繋がったままベッドの端に移動した。
テーブルに置いてあった飲み物を取って、ぐったりと有坂に寄りかかる俺に飲ませてくれる。
だけどそれは性行為のための水分補給で、終わったらまたすぐに腰を揺さぶられる。
もうとっくに午前も過ぎて昼の町内放送だって終わってる。
勉強しようと言っていた時刻は過ぎてるのに、時間を忘れたように身体を貪られる。
「…あ、有坂…も、マジで無理…っ、ほ、本気で――ッやぁ」
再びベッドに沈められ、大きな体に圧し掛かられる。
一心不乱に腰を打ち付けられて、勢いのなくなった熱がドロリと俺からまた吐き出される。
マジでもう何も出ない。
さすがに有坂も俺が限界だと悟ったのか、ドプドプと大量の熱を吐き出すとようやく俺の中からソレを抜いてくれた。
ベッドに顔を沈み込ませながら、もう身体に力が入らずビクビク手足を弛緩させながら呆然としてしまう。
間違いなく今までシた中で、一番やばかった。
完全に有坂が暴走モードに突入してた。
「っあ」
不意に指が先程まで挿れられていたそこに侵入してくる。
まさかまだ何かする気なのかとビクリとしたが、尻を上げさせて掻きだすように指が中を擦る。
「あ…な、なに」
「たくさん中に出したからな。さすがに掻きださなくては腹を下す」
「…っン」
恥ずかしい。
後処理のためのそれなのに、すっかり過敏になってしまったそこを触れられるたびに声が上がってしまう。
それでももう身体に力が入らず、抵抗せずに大人しく耐える。
くにくにと動かされる度に、ヒクつくそこが有坂の指を締め付けてしまうのが自分でも分かる。
「……っ」
ゴクリと背後で有坂が息を飲んだのが分かった。
少しの後、指が引き抜かれる。
ようやく終わったのかと思ってホッとしたが、次の瞬間俺はがばっと首を後ろへ振り向かせた。
「――えっ、な、何して」
有坂が俺の上に圧し掛かって、再び怒張を俺の中に挿れようとしていた。
容赦なくグッと押し込まれて、また有坂のソレが入り込んでくる。
「――っぁあッ、な、なんで…っ」
「あんな姿を見せられて、正気でいろと言うほうが無理だ」
よく分からないが、また勝手になんかムラついたらしい。
もうダメだ。
マジで有坂に殺される。
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