アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
5
-
優斗の家に着くと両親が二人を迎えた
「もー!優斗!!!遅くなるごたんなら連絡してっていつも言いよるやろ!!母さん心配したたい!」
「あ~、コンビニ行っとった」
「淳、いつもありがとう。今日晩飯食っていき。帰りはおいが家まで送ってやるせん。」
「あざっす!」
「淳君、本当にいつもありがとう…!いつも助かるわ!」
二人は家の中に入った
まるで我が家のようになれた様子で淳は優斗の部屋に向かう
ただ何となくさっきから様子がおかしいことに、優斗は薄々感じていた
部屋に入るなり淳が話始める
「優斗さ、おいじゃ頼り無か?」
「…は?」
「確かに山下んごとしっかりしとらんばってんさ、いつでん隣におってやれるとはおいやん?」
「急にどうした…?」
「何かあってからじゃ遅かとって!」
そう言うと淳は力強く肩を掴んだ
「あん時はたまたまおいが助けきったけど、またっ…!また何かあったぎ、守ってやりきらんやっか!!」
「!! 淳… ごめん…」
「頼むせん…! おいから離るんな…!」
今にも泣き出しそうな淳を、優斗は優しく抱きしめた
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
8 / 14