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俺の手で (みどらだ)
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みど(→)(←)らだ
青鬼ごっこパロ
最初から最後まで訳がわかりません
ちょっと暗いです
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―――青鬼ごっこ START
「あ、ラダオクン、すぐ近くに青鬼いる」
どこかで見た事のある姿をした彼が俺の周りを飛び、指示を下している。
「え?死んじゃう死んじゃう」
青鬼の鍵を取って現在3階、階段を降りているところにそんな指示が飛んできてはどうしようもない。
辺りをぐるりと見渡せば、そこに青鬼がいた。
こちらをじっと見つめ、ゆっくりと迫ってくる。
背筋に冷たいものが走った。息を飲んで、全速力で青鬼から逃げる。
スピードは俺の方が速いけれど、迫ってくる恐怖感や焦りからは逃げられそうにない。
「ねぇほんとに!助けて緑君!」
パニックになっている俺の様子をただ見つめているだけの彼に助けを求める。
「エー……」
しばらく渋った後、何を決めたかのように意気込み、俺の目の前に現れた。
「お、ナイスじゃ……」
そう言いかけたところに、突然剣が振りかざされる。
「待ってなんで俺!?」
「……ソッチの方が楽になるかなって」
彼は淡々とした口調でそう告げ、トドメの一撃を食らわした。
―――死んでしまった!
「緑君、なんで殺したの……」
ロビーで満足そうに宙を浮いている彼の方を向いて愚痴を零す。
「助けてって言ったから助けたのに……」
剣を握りしめ、頬を膨らませて不満そうに答えた。
「助けたって言わないだろ……」
「青鬼に殺されるぐらいなら、俺が殺した方が良い」
「え?何が……」
「……なんでもない」
それだけ言って彼は遠くの方へと飛んでいった。きっとアスレネタの準備を始めるんだろう。
「仕方ないなぁ……そんなにお望みなら緑君の手で死ぬよ」
誰もいない空に向けて呟き、アスレチックの方へと足を進めた。
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