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「…も…やめ…ろ……っ」
リードは歯を食いしばりロウを睨みつける。
するとロウはやっとリード自身から口を離し、顔を上げた。
「まだお前のここは満足していないだろう?」
その淡々とした口調に、リードは目を見張り息を呑む。
やんわりと握るロウの手の感触は、念入りな徹底さを感じさせ、リードはゾクリと身を震わせずにはいられなかった。
「…クソッ…」
掠れた声で小さく毒づく。
そしてーー
ある一点に視線を止めたロウが、無表情だったその顔を僅かに険しくさせる。
リード自身から手を離し、静かに立ち上がるロウ。
すると今度はその手をはだけたリードの胸元に差し入れ、左側の突起を摘むように弄りだす。
更に指の腹で弄ぶように蠢くと、放置されたリード自身は再び熱を持ち始め、ピクピクと反応しだすのだった。
「…あッ……く…っ」
リードは堪らず声を漏らすが、ロウは素知らぬ顔で、執拗に左胸だけを責め立てる。
そう。まるでそこだけしか目に入らないかのように…。
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