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屈辱
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「本当…に…オマリ…なの…か……?」
リードはどこか疑念を持たずにはいられなかった。
あまりに昔と雰囲気の違うオマリが別人としか思えなかったからだ。
まるでオルドスに操られているのではないかとさえ思う。
しかし――
今はそんな昔の面影にゆっくり浸る暇はなかった。
オマリの女の子のような可愛らしい唇が、リードの左胸の突起に近づくと、まとわりつくように舐め始めたのだ。
リードは一瞬ゾクッとした。
オマリと別れる原因となったかもしれない過去の忌まわしい行為が突然フラッシュバックしたからだ。
最後に別れたあの丘で、オマリにつけられた胸の傷――
「…やめっ……オマ…リ……」
そんなリードの声が聞こえているのかいないのか、オマリはまるで子猫がミルクを舐めるように、一心不乱に突起を舐め続ける。
「……んっ…」
リードはたまらず顔を背けた。
それをすぐ側で見ていたオルドスが痺れを切らしたように一喝する。
「生ぬるい!」
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