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屈辱
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リードは一瞬ビクッとし、恍惚としたままのオマリに視線をやると、以前とは違うその姿をまるで拒否するかのようにきつく目を閉じた。
だがそれも束の間、すぐに目を開けると、今度は憎しみのこもった鋭い眼差しでオルドスを睨み付けた。
「いい加減にしろよっ!このクソ将軍!」
いつものリードらしく怒張した悪態をつく。
オマリがこんなに別人になってしまったのも、きっとこのオルドスが何かしたに違いないと確信したリードだった。
しかし、その悪態をオルドスが許すはずもなく――
「フンッ…いつまでその強気が続くものかのう」
言うと、なぜか突然オマリの体をはね除け、床へと叩き落としたのだ。
「アゥ…ッ…!」
オマリは短い悲鳴を上げた。
「オマリ!」
リードは驚き、思わずその名を叫び気遣ったが、今はオマリの心配をしている場合ではなかった。
「お前の調教が先だな」
不気味に声を低めたオルドス。オマリのことなど見向きもせずリードを真っ直ぐ見据えると、次の瞬間――
ものすごい握力でリード自身を握り潰しにかかった。
「アァァァァァァ!!!…ぐっ…ウゥ…ッ…!!!」
リードは背中をのけぞらせ、苦悶に喘いだ。
あまりの激痛に呼吸さえ止まりそうになる。
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