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揺り崩される理性 < Side近衛
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俺を誘う拍動する首筋に、何度となくキスを落としながら、安っぽいパイプベッドの上に身体を乗せた。
そのまま腰の上に馬乗りになる俺を、神田は、力の入らない身体で押し退けようとする。
でも、その手はまるで、俺に縋りついてくるかのようで。
きつく結ばれた神田のネクタイに指を差し込み、急く心のままに、荒く緩めた。
ワイシャツのボタンを手早く外し、アンダーウェアをたくし上げる。
興奮に、桜色に染まる神田の肌が現れる。
堪らず、鳩尾から鎖骨へと指先を滑らせた。
神田の沸き立つ色香に、息が詰まる。
噛みついてくれと言わんばかりに、浮き彫りになる鎖骨にも、腹底を擽られる。
「ふ……っ」
苦しくなる呼吸に逃がした息は、獣のように唸りを纏っていた。
流れるように、神田の下肢に纏う衣服を剥がしていく。
身体を隠そうと捻る腰は、余計にいやらしく俺を煽った。
普段は見ることの叶わない腰や腿、下腹部に、俺の身体中が興奮を露にする。
きつくなるスラックスの前を寛げた。
下着の上からでもわかる程、俺のペニスは、今にも弾けそうなほどに張り詰めている。
俺の侵入を阻むように閉じようとする脚を無理矢理、左右に押し開く。
神田の腿の間に捩じ込んだ身体で、まるでセックスしているように、布1枚を挟んで密着させた腰を揺らす。
「んっ………ぁっ…、ゃ……」
挿入もしていないのに、揺り動かされる身体に、神田の本能が刺激される。
身体が知っている快感が、神田の理性を揺り崩す。
痛いほど張り詰めたペニスを下着から引きずり出し、とろとろと蕩ける神田の中へと押し入った。
「ひ……ぅっ…」
引き攣る声を放ちながら、神田は、身体を小さく痙攣させる。
ずぶずぶと奥の奥まで。
根元まで埋めたペニスに、ふぅっと吐いた息は、火傷しそうなほどの熱を纏う。
少し動くだけでも、神田は小さく喘ぎを漏らす。
「ぅ………ぁ、はっ……」
「えろい孔……、絡みついて捲れてる」
ずるるっと引き抜くペニスに、放すまいとまとわる肉壁。
いやらしく濡れた赤い肉が捲れ上がり、視覚を犯す。
俺のペニスを締めつる。
搾り取ろうとするかのように。
射精を煽動するかのように。
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