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理性を食い散らかす熱
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「やべぇ、勃った……」
僕の肩に擦り寄りながら、近衛が零す。
近衛の発する発情のフェロモンに、僕は、簡単に煽られた。
腹の底から沸き上がるような、ぞわぞわする熱が、理性を食い散らかしていく。
僕は、肩上にある近衛の頭を両手で引き寄せた。
振り向き様に、唇を重ねた。
昂る感覚に、開いた口がぶつかる。
貪るように、舌が絡む。
淫靡な水音を立てながら、近衛の身体をデスク側へと引き寄せた。
椅子に座ったままの僕と、目の前のデスクに凭れ掛かる近衛。
僕の視線は、近衛の腰辺りだ。
抱き締めるように、近衛の腰へと腕を回す。
制服の上から、近衛の腹に顔を擦り寄せ、熱を孕む瞳で見上げる。
「咥えたいの?」
くっと片方の口角を上げ、にたりとした笑みを見せる近衛に、ほんの少しの羞恥心が、僕の頬を染めた。
「ちょっと待ってて」
デスクと僕の間から抜け出した近衛は、扉へと歩み寄り、施錠する。
ゆるりと戻った近衛は、デスクに軽く腰掛け、僕の髪を手櫛で梳いた。
「いいよ。好きにしなよ」
頭から滑った近衛の手が、頬を撫でる。
近衛の親指が、僕の唇を、むにゅりと潰す。
親指の爪先を舌先で舐め上げながら、近衛のスラックスの前を寛げた。
柄物のボクサーパンツの下で、その存在を主張するペニス。
下着の上から、唇で竿を挟んだ。
熱が、拍動が、じんわりと僕を煽る。
「は………っ」
思わず、僕の口から吐息が零れた。
「…………ぁっ」
そのまま、やわやわと食み続けようとした僕の顔が、無情にも引き剥がされる。
名残惜しさに落ちた僕の声に、近衛は、ふっと小さく笑った。
「パンツ濡れたら気持ち悪いから……」
言いながら、近衛は、下着のゴムに手をかけた。
「直接、咥えてよ」
ぐっと下ろされた下着に、反り返ったペニスが、弾けるように姿を現した。
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