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こうやってつけんだよ
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心音も、呼吸音も、如実に伝えるその感触に、顔を寄せる。
九良の腰に腕を回し、沸き上がる欲求のままに、その腹に噛みついた。
九良の肌の上を歯が滑る。
噛みたくても、張りのある筋肉が、俺を弾く。
俺の髪を弄りながら、九良は、くすくすと笑う。
「擽ってぇよ」
言われても、止めない俺に、身体が剥がされた。
恨めしそうに見やる俺の身体は、再びベッドへと戻される。
九良の顔が、俺の腹に沈んだ。
「ぃっ……」
ちりっとした痛みが肋の上に落とされた。
九良に瞳を向ければ、にたりとした笑みを返される。
「キスマークは、こうやってつけんだよ」
さらりと撫でられた部分には、赤い痕が残っていた。
「オレのキスマークだらけにするから。覚悟しとけよ」
言葉を紡ぎながら、九良の唇は、俺の首筋を目指す。
九良の唇が触れる度に、色々なところがチリチリとする。
「んーっ」
小さな痛みが、快感を拾い始める。
ぞくぞくと背が震え、腰が揺れてしまう。
仰向けに寝転がる俺は、足の間に九良の腰を挟み込んでいた。
無意識に、勃ち上がりカウパーを溢れさせるペニスを九良の腹へと擦りつけていた。
くちゅっ……淫靡な音を立てられる。
九良の指先が孔の入口に宛がわれていた。
「我慢できねぇわ……、挿れるぞ」
答える前に、九良の指が、ずぶずぶと俺の中へと入ってきた。
「ぅ………ぁ……」
窮屈な孔を押し広げるように指を蠢かせる九良に、予期しない場所への刺激に、変な声が漏れる。
「ぬるっぬる……すっげぇな…」
ずるりと中途半端に抜いた指を、また、ゆっくりと差し入れられる。
「言わ、……ないでっ」
恥ずかしすぎて、両腕で顔を隠した。
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