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言葉なんて忘れる
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ゆっくりと擦られる感触に、嫌でも意識してしまう。
ぞわぞわと快感が這う感覚と、もっとと強請るように溢れる俺の愛液。
「オレの指、気持ちいいってコトだろ?」
喋りながらも、九良の指が追加された。
ぐにゅりと入口を押し広げ、追加された指が、孔の中で、ぐりぐりと動き回る。
「ぅ、あ………、ひっ…ゃん……ゃ…」
身体が言うことを聞かない。
釣りたての魚のように、びくびくと跳ねてしまう。
「はーっ。無理っ」
言い切った九良は、ずるりと俺の中から指を引き抜いた。
「んっ…、」
抜かれる感触に腰を跳ね上げ、腕の隙間から、九良を覗き見る。
コンドームの外装をくわえた九良は、ぴりっとその袋を破く。
ばちっと重なった視線に、九良は、俺に見えるように中身を摘まみ出した。
「オレのに着けてみる?」
ぴらぴらと俺の目の前で、取り出したコンドームを揺らして見せる。
「……ない」
俺の言葉にならない声に、九良は、問いかけるような瞳を向けた。
「それ、いらない……」
むぅっと拗ねた顔をする俺に、九良のはぁっと重たい息が続いた。
「却下」
手にしていたコンドームを、するするとペニスに被せた九良は、俺の顔を挟むようにベッドへ手をついた。
「高校生を孕ませるわけには、いかないだろうが」
オレを犯罪者にしたいのか? と、叱るような音を紡いだ。
「そうじゃな…………んっ」
いつの間にか俺の左の足が持ち上げられ、九良のペニスが宛がわれていた。
俺が喋り終わらないうちに、ずぷっと先端を押し入れてくる。
「ちょ、……………ぁっ……」
ぶわわっと身体中を走り回る痺れに、言葉なんて忘れる。
少しずつ、俺の身体が押し開かれていく。
「ひ……ぅ、ん」
俺は、首を反らせ、痺れる快感を逃そうとする。
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