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好きなのは、オレだけだから
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「ぁ、あぁっ、………んぅ…」
先端の膨らみが、じゅぷりと飲み込まれる。
一度大きく開かれた孔は、残りを簡単に咥え込む。
もっと中へと。
もっと奥へと。
誘い込むように、引き摺り込むように、うねり蠢く。
「は……………っ」
根元まで収めたペニスに、大きく息を吐く。
ぎゅんぎゅんと締めつけらる感覚に、奥歯を噛み込み、射精感を押し退ける。
ベッドサイドのテーブルへと手を伸ばした。
PTP包装されている錠剤を片手で押し出す。
前歯で軽く挟み、そのまま、懐里に口づけた。
「……っ」
錠剤の感触を舌で感じ取った懐里は、顔を背けた。
錠剤を飲み込むのが苦しいのか、懐里は、いつも嫌がった。
それでもオレは、その錠剤を、懐理の口の中へと押し込んだ。
普段は、ゴムもつけている。
つけていないときも、中では出さない。
それでも、確率は低くても、懐里を妊娠させるわけにはいかない。
好きなのは、オレだけだから。
懐里は、子供など望んでいないのだから。
無理矢理に押し込んだのは、避妊薬。
抱き潰した後、失神するように眠る懐里に飲ませるのは、容易じゃない。
このタイミングでしか、飲ませることが出来ない。
自分の唾液を流し込み、懐里が少しでも飲みやすいように、後押しをする。
離した唇に、懐里は口許を手の甲で押さえ、忌々しそうにオレを見る。
「飲んで。飲めないなら、水、持ってくる」
身体を離そうとするオレに、抜き去ろうとするペニスに、懐里はこちらを見詰めたままに、喉を鳴らした。
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