アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
脅し※
-
月日はあっという間に流れ、真琴が橘の秘書を務め6年目を迎えようとしていた。
「あれ?朝比奈さんじゃないっすか!普段は社内でも会うのが珍しいのに今日はラッキーだな~。」
「それはどうも。ですが早く仕事に戻られてはいかがですか。」
「冷たいなぁ朝比奈さん。それともツンデレってやつっすか!今晩飯でも行きません?個室の良いとこ見つけたんすよ~。」
「お誘い有難うございます。ですが生憎予定がありますので失礼します。」
真琴にとってはこう言ったこともしばしば社内でも起こる。プライベートでの誘いは片っ端から断っているので真琴とご飯に行ったことのある社員は居ない。会社の飲み会等でも、社長の側につき乾杯の挨拶だけ済ませると社長とともに帰ってしまうため長居したことはない。
こう社内で社員に会うたびに誘われるので辟易している。
真琴が他の秘書たちとの打ち合わせを終えて社長室に戻ると、社長は丁度電話を終えたところだった。
「社長、あと30分後に第5会議室でプレゼンがあります。こちらがその資料です。」
「ああ。ありがとう。して、頼みがあるんだがいいかい?」
「はい、なんでしょうか。」
「実は今すぐに届けて欲しい物があってねこの封筒なんだけれど、新宿にあるプリンスホテルまで届けて欲しい。重要な物だから部屋番号も教えておこう。頼めるかな。」
「はい。大丈夫です。ではそのあと会社に戻って、」
「いや、届けたらそのまま直帰でいい。朝比奈は明日も休みだからゆっくりしなさい。私は会議が終わったあと私用があるからタクシーで帰るよ。」
━━━━
18時、真琴は頼まれていた封筒を渡しにホテルについていた。9506号室……。このホテルの最上階スイートルームである部屋だった。なぜこんな豪華なところとは思ったが橘社長の知り合いとあらばこれくらい普通なのだろう。インターホンを押す。数秒後部屋の扉が開き中から人が出てきた。ミルクティ色の髪に185はあるであろう身長、モデルのような男が立っていた。
「ああ!やっと来たぁ。まってたで、君が橘社長の秘書の朝比奈真琴さんやね?どうぞどうぞ中でお茶でも~。」
関西人なのであろう、少し軽い口調で話しかけてくる。見た目のクールな感じとは違いギャップのある男だった。
「三渕様ですね?いえ、封筒を届けに来ただけですので私はこれで、」
「ええー!せっかく来たのにそれはないで!お茶だけでも飲んで行きーや。ほれ、入った入った!」
真琴自身、社内で誘われることはあるにしろここまで強引になる人は居なく、その対応に困ってしまった。従業員が通る入り口でぐだぐだするのもどうかと思い腕を強めに引かれるまま中に入っていった。部屋のなかは広く全面硝子の窓、おそらくここから見る夜景はとても綺麗だろう。側にはキングサイズのベッド枕元には大きめなクッションが5つほど綺麗に並べられカバーは白地に金色の刺繍でこちらもさすがスイートルームであろう一級品の物である。がその別途には使われた形跡がない。三渕は真琴をソファに座らせ備え付けのキッチンでコーヒーを入れていた。
「にしても噂に聞く通りほんま美人さんやね~そない綺麗な人久しぶりに見たわ~。」
「い、いえ。お褒めいただき有難うございます。ですが男ですので綺麗と言われましても、」
「ええやんええやん!容姿は武器やで!自信持っとき!ほれ、コーヒー入れたで、飲みぃ。」
かちゃりと目の前にカップを置かれた。真琴がコーヒーを飲んでいると、三渕がすぐ横に腰掛けてきた。真琴の顔をまじまじと見て、
「ほんまべっぴんさんやな。これは他の連中は黙ってないで。っと、世間話はここらにしといて朝比奈さんに見せたいもんあんねん。…これや。」
三渕がジャケットのポケットから取り出したのは数枚の写真。その写真には朝比奈が仕える橘社長が女性と腕を組んでホテルに入っていく所、エレベーターにのり、二人で部屋に入っていく所までを撮った写真であった。真琴は驚いたが、社長と腕を組んでいる女性に見覚えがあった。
「女性にさんと腕組んでる女は木崎エレナちゅうて週刊誌に度々撮られるやつや。共演者キラーとか呼ばれてんな。どうや、よお撮れてるやろ?」
「これはあなたがっ!?なぜこんなものをっ」
「これ週刊誌売ったらなんぼになんねやろ。その前に世間に流れた時点で橘グループは大損するやろうな、木崎エレナと悪名高い女優とホテルはまずいな~。」
「っ今すぐそのデータを渡してください。…お金ならば支払います。ですから…」
「そんなに欲しい~?そんなに橘を守りたいんか。」
「私は社長に拾われた身です、ですから私は社長を守るために何があろうとしなければならないと思っています。私がどうなろうと、」
「けなげやなぁ。朝比奈さんみたいな美人に守られるなんて羨ましいやつやな橘は。
……ええで。手元にある写真とデータは朝比奈さんに渡したるよ。でも、金はいらん。そんなもんよりもっと欲しいものがある。」
「そ、それは…?」
「朝比奈さん、あんたや。」
「わ、私が…?一体何をしようと、」
「いやな、前々から朝比奈さん狙ってる奴おんねんけど、そいつに抱かれぇな。」
三渕は何事もないようにさらっと言ってのけた。
「私は男に抱かれる趣味はないっ!抱かれるなんて、」
「ええか、橘を守りたいんやったら答えは一択や。NOなんて選択肢はないねん。それを踏まえた上でもう一回聞くで?抱かれるよな?」
三渕は確信めいた笑みで真琴を見据えた。
(もし…断れば橘社長に、会社に損害がかかる…でも私が…抱かれれば私で社長が助かるのなら…)
真琴は俯いていた顔をあげゆっくりと三渕を見た。
「…私の身体…で社長が、助かるなら…抱かれ、ます…」
下唇を噛むのを我慢し肯定の方に返事をする。
「よお言うたな。了承は取ったからな。朝比奈さんのこと抱くやつは20時位にここに来るらしいから、それまでに俺が準備したる。まずシャワー浴びてきなや。バスローブ着てな。」
三渕は真琴にバスローブを渡し寝室に消えていった。残された真琴は俯いていた顔をあげ覚悟するようにバスルームへと歩き出した。シャワーを浴びながら真琴は考える。なぜあのような写真が、あの女優と社長の関係は一体何なのかなぜ…いくら考えても分からない。5年ほど秘書を務めてはいるがプライベートに関してはほとんど分からなかった。社長自信秘密主義という事ではないのだが、真琴には分からなかった。この状況では考えていてもダメなのだ。真琴はこれから見ず知らずの奴に抱かれなければならない。シャワーを浴び終え、全裸にバスローブを着て三渕のいるベットルームに向かう。
キングサイズのベッドには三渕が腰掛けこちらを見ていた。
「少~し遅かったな。いざ抱かれるとなると緊張したんかな?まぁ、ええわ。はよこっち来てベッド上がり。四つん這いになってもらおか。」
「な、何をするつもりですか…」
「準備や準備。まさか朝比奈さん準備もなしに入れるつもりやったんか?別にマゾなら止めはせえへんけど流血は俺の好みやないし。」
三渕はにやにやと舐めるように朝比奈を見る。
「わ、私は消してマゾヒスティックな考えは持ち合わせていないっ!男に抱かれること事態あり得ないのにっ」
朝比奈は学生の頃からの美貌だったので性的な意味で朝比奈を見る男に関して嫌悪感を露にしていた。だから電車や人が混んでいる所などはあまりいい思いでの場所ではない。
引きずるような足取りでベッドに上り四つん這いの姿勢をとる。三渕に尻を向ける形、普段の真琴なら絶対にしない事だが写真の事があるため従わなければならない。
三渕は四つん這いになった真琴の尻を眺める。
「バスローブの上からでも分かるで。ええ形しとるわ。ちなみにノーパンなん?」
意地の悪い質問を投げ掛ける三渕。その表情は玩具を貰った子供のように無邪気な顔をしていた。
「…さっさと、見れば、いいでしょう…」
「俺は朝比奈から聞きたいんよ。写真の事もあるんやし…教えてくれるよなぁ?」
「っく…履いて、いない…」
「そうかそうか~ノーパンかぁ。いやな朝比奈さんみたいな優秀な人がノーパンてだけで興奮するやん?」
いいながらバスローブの上から真琴の尻を撫でる。
「もう、一時間きったな。じゃあ始めるで~。今は後ろ捲るだけやけど、抱かれるときは全部脱いで貰うからそのつもりで。はい、ご開帳~。」
三渕はバスローブを捲り真琴の尻を露にした。真っ白で傷のない綺麗な双丘が現れた。奥には薄ピンクにすぼまった小さな蕾があり、その下を辿っていくと力なく垂れ下がったペニスあった。
「うっわ!こんなとこまで綺麗とかある意味これも優秀って言葉が当てはまるわ。ははっ、なぁここひくひくさせてみぃ。」
言いながら三渕は人差し指できつく締まった蕾をとんとんと叩く。
人として恥ずかしいところを見られただけでなく、触られたという現実を受け真琴は羞恥で顔を真っ赤にした。
「…っ余計な、ことしてないで、さっさと、して、くださいっ…」
「なんやぁつれんなぁ~。お堅い秘書様はこんなとこまで固いんですか~?」
笑いめいた声で蕾にふぅーっと息を吹き掛ける。顔を俯かせ三渕のすることが分からない真琴は息を吹き掛けられたことに関して不意に反応してしまった。
「っ…」
「…!今ひくひくしてたで。少し気持ちよかったんか。今ならしたるからなぁ。」
ローションを手に取り上から固く閉じている蕾に垂らした。両手で双丘を掴みながら親指で皺一つ一つに伸ばすよう慣らし始める。表面をなぞる指の刺激に反応し始めた頃真琴に声をかけた。
「ほな、指入れるで。…力抜きや、無理やりは趣味じゃないねんから。」
「そ、なこと、言われてもっ…ああっ!」
三渕は人差し指で蕾を撫でながら片方の手で真琴の力ないペニスを掴んだ。感触を楽しむように上下に扱く。すると蕾から注意がそれ、力んでいた力が抜けた。その隙に三渕は指を第2間接まで差し込んだ。
「ほぅら。入ったで。慣れるまではちんちん触っといてやるわ。こんな美人のやつなんて中々触れないからな。じゃ、根元まで入れるで~。」
ペニスを扱きながらゆっくりと挿入しだした。
「っあ、ま、まてっ、もっと…ゆっくり…っ」
相変わらずきついが根元まで指を入れた。
「ほら、分かるか?根元まで入ったで。」
「き、もち、悪いっ…抜いて、っ」
「ここまで入ったのに抜くわけ無いやろ。それに3本位入るまで慣らさんと血出るで。なぁに直ぐ良いとこ見つけたるよ。」
くちっくちっくちゅ━━━
腸の内壁を撫でるように抜き差ししたり時節、引っ掻くようにして刺激を与えていく。ローションを足しながら行っていると真琴固く閉じていた蕾はゆっくり解れていく。
「っ、く…ぅ、」
「そろそろ2本目入れんで。ほら。」
人差し指、次に中指を入れ入り口と中を解す。
2本で中を擦るように解していると腹側の内壁にぷくっとした場所を見つけた。
「んああっ! えっ、な、なに…っ」
「あ!良いとこ見っけ!ここ気持ちいいでしょ~?ちゃんとここ触りながら解してあげるからねっ。」
真琴は初めての感覚に戸惑った。自慰とは違う内側からじんわりとせり上がってくるかのような感覚だった。
三渕は真琴のペニスも扱きながら前立腺を擦るように刺激した。慣れてきたところに次は薬指を挿入し中を引っ掻き回すように激しく動かした。
ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ━━
ローションと腸液が混ざり淫らな音を立てる。
ペニスは先走りは出ていないものの徐々に硬くなり始めていた。
「ちんちんも硬くなってきたでぇ。後ろももうぐずぐずや、音聞こえるやろ?」
三渕は真琴に聞こえるように指を動かす。
「あっ、あ、く…ぅや、やめ、あ…」
「これ、は…あかんな…あいつ来なかったら俺が抱いてるとこやで。あぁ、もう時間やな。」
時計を見ると時刻は20時を指していた。丁度良く部屋のチャイムがなる。三渕は真琴から指を抜く。
「んあっ…」
「そんな声出さんとってや。抱いてしまいたくなるわ。それとこれから抱かれるんや、バスローブ脱ぎ。後目隠しもしてもらうで。あちらさんの顔ばれ防止や。ええか、最中に取ったりでもしたらデータはマスコミに売るからな。」
真琴は力のうまく入らない身体を起こし肩からゆっくりバスローブを脱ぎだした。三渕が真琴の後ろに回り黒いアイマスクをつけ頭の後ろできつく固定した。
「なんや今の朝比奈さん見てると監禁してこれから悪いことしちゃうぞ~みたいな感じがするわ、ははっ。」
「っ、現に今から、するんでしょうが…っ」
「まあ、それもそやな。あいつが入ってきたら俺の言うとおりにしてや?主導権握ってんのはこっちやってこと忘れたらあかんで。」
三渕は寝室から出ていき、もうひとつの足音とともに戻ってきた。真琴は緊張で息を詰める。もちろん目隠しで音でしか周りの様子は分からない。
「ほら朝比奈さん、抱いてもらう人来たで。これが無事終わればデータは渡すからな。じゃ、まずこっちにその可愛いお尻向けて突き出してもらおか。」
今日知り合った人物、もう片方は見ず知らずの奴に自分の秘所を見せねばならないのだ。身体が上手く動かない。それでもやらないといけないのだ、橘社長のために。ゆっくりと四つん這いから肩をベットにつけ尻を突き出した。
「想像以上のもんやろ?俺も初めてみたときビックリしたわ~。顔が美人やとこんなところも美人やねんな。」
三渕がベットに腰掛け真琴の双丘を開き蕾を露にする。つい先程まで三渕の指で慣らされていたそこはひくひくと伸縮していた。そして三渕はとんでもないことを口にした。
「朝比奈さんこれから抱いてもらう身や。ちょっとおねだりしてみよか。
『真琴の処女を貰ってください、橘社長』って。」
真琴は目隠しをされたまま横にいるであろう三渕を睨み付ける。
「な、なにをっ!どこまで社長を、馬鹿にすれば、気がすむのですか…っ!私は、そんなことっ…」
「ええか、主導権はこっちやゆうたよな?それにええんか?データどないするん?」
本当は言われなくても分かってる。それでも、見ず知らずの奴に自分の尊敬する橘社長の名前を呼び抱かれるなんて、自分自身にも橘社長にも屈辱的だった。だが、ここで反抗すればデータは手に出来ない。上手く動かない口を叱咤し、掠れるような声で口にした。
「っく…ま、真琴の、処女…を貰って、下さい…っ橘、社長っ、」
言葉にしたとたん羞恥が自分自身に覆い被さった。真琴の後ろに立っている男はベットに乗り出してきた。直ぐ後ろでカチャカチャとベルトを外す音が聞こえる。そして男の両手が真琴の柔らかな双丘に添えられ秘所を露にされる。そして男のペニスが蕾の上をぐにぐにと滑り、ついに中に入ってくる。
「は、ぁっ…い、痛いっ、ぁあ、は抜い、て」
「ほれほれ、まだ亀頭の半分も入ってないで。力抜いとき。」
男は止まることなくゆっくりと入ってくる。時間をかけて亀頭全体が真琴の中に入った。そこから先もゆっくり挿入してくる。そして男の陰毛が尻に当たったところで止まった。
「朝比奈さん~奥までずっぽり入ったで。もうアナルぴっちぴちに開いてんで?」
「い、痛い、ぬ、抜いてっ…は、ぁっ、はぁ」
「何ゆうてん、動かなセックスとちゃうやろ。」
男はゆっくりと真琴の中を楽しむように動き出す。次第に動きは大胆になっていく。ベッドのスプリングが音を立てる。
「はぁ、あ、あぁい、いや…痛っ、ぁあ」
「あれぇ朝比奈さん気持ち良くない?ん~まぁさっきまで処女やったし初めからは少しきついかもな~。」
「痛い、だけ…っ、やぁ…っは、ぁ、あ、んっ」
真琴は突き出した尻を捕まれ腰を打ち付けられている。慣らされたにしても、男のものはとても大きく痛みしか生み出さなかった。真琴は少しでも深く挿入されないよう力なき腕で男の腰を押し返そうとする。三渕はそれを見て
「なんや、朝比奈さん腕掴んで欲しいんか?それならそう言うてや~はははっ、ほら掴んであげて。」
三渕が意地悪く言うと後ろの男は真琴の両肘を掴み更に深く突き刺さるように引き付けた。
「あ、あち、違うっ、は、あ、やめ、て…ぁ」
「朝比奈さんまじでエロっ…俺も勃ってきたわ…」
真琴は膝立ちで脚を広げ、両肘を後ろに引かれ突かれる衝撃に胸を前に突きだし、痛みに生理的な涙をながしている。
男の動きが激しさを増す。
「朝比奈さん~もうそろそろ終わりや。最後にこう言ってみぃ?『真琴の処女アナルでイッて下さい。中に出してください』って。あぁ、最後に橘社長もつけてなぁ。」
「中、は…中は、嫌ぁ、おねが…っ、は、ぁ」
「そんな事言うてるといつまで立っても終わらんで?まぁ、俺はそれでもええけど。お陰でエロい朝比奈さん見れるし?ほら朝比奈さんの大好きな橘社長のためやで?言ったりーな。」
真琴の中で葛藤する。それを言ってしまえば橘社長まで穢れてしまうようで恐ろしかった。尊敬している社長を自らの言葉で汚してしまう。そんな事はしたくなかった。でも写真のデータと後ろを攻める苦痛から早く逃れたい…。選択肢は残っていなかった…。
「は、ぁっ真琴の、ぁ処女、アナル…でイッて、ください、っぁぁ、な、中に、出してくださいぃ…橘、社長っ、ぁぁあっー」
その言葉を皮切りに男は真琴の最奥に精を吐き出した。びゅくびゅくと中に注ぎ込まれる男の精。
中でそれを感じるたびにこれまで行われた凌辱が頭の中で甦る。ゆっくりと後ろから男のペニスが抜かれる。同時に真琴の身体は脱力しベットに倒れこんだ。アナルからは白濁が尻を伝い流れ落ちている。
「はぁ、は、ぁ…ん……」
「朝比奈さん終わったで。ってもう気ぃ失っとるわ。処女にしてあそこまで激しく突かれたらそらそうか!…で、どうやった?朝比奈さんは。」
三渕は先程まで真琴中を犯していた男に声をかけた。そこでこの部屋に来て初めて男が声を出す。
「最高だったな、これまで抱いた誰より比べ物にならないくらいな。これからもこの純粋な身体が淫らになっていくのを見れると思うと感慨深いものがある。」
「にしてもまさか知らない相手に犯されていると思って橘社長の名前言うてたのにまさかその橘社長に抱かれてたなんてな。ほんま鬼畜やね、あんたは。」
「今はそれでいいんだよ。あとから種明かしした方が面白いからね。にしてもあそこまでの色気とは、さすが私の優秀な秘書だな。」
「ほんま性格わるー!ま、お陰で良いもん見れたわ、家帰ってあれで5回は抜けるな。もちろん映像焼き増しして俺も貰ってええんやろ?」
このスイートルームには真琴が使用したバスルーム、先程まで真琴が抱かれていたベットがある寝室には何台かのカメラが仕掛けられており、行為の一部始終が録画されていたのだ。クッションの合間にも仕掛けられており真琴の苦悶に満ちた表情までも撮られている。もちろん抱かれることにいっぱいいっぱいだった真琴はカメラの存在すら気づいていない。
「あぁ、原本は私に後で渡すように。」
「りょーかい。朝比奈さんどうする?目隠しは取るにして全裸に後ろから精液流れてるし…ちょ顔射してええ?」
「……」
「ああー!冗談や冗談!笑っといてーな。あははは…」
「真琴はこのままでいい。セックスの名残を楽しめるようにな。」
橘は全裸でぐったりとしている真琴を横抱きにすると、頭をクッションに乗せ布団をかけた。
「では私はこれで。お前もカメラ回収したらさっさと出ていけよ。」
「はいはい、出ていきますよーだ。」
橘は汗で額についている髪をとき、真琴の額に口付け寝室を去っていった。三渕もカメラを回収したらメモ書きをサイドテーブルに部屋の鍵と一緒に置き去っていった。
━━━━━━
翌日真琴はキングサイズのベッドで目を覚ました。目を開けて見た光景に昨夜のことを思い出した。
(昨日…私は、あんな…)
致してしまったことはどれも真琴の心に重くのし掛かる。初めて会う人にアナルを解され、違う人には犯されて。しかも無理やりだったとはいえ、橘社長の名前をだし中に出してくれと言ってしまった。
(今日が休みで良かった…)
布団はかけられてはいたが昨日の行為そのままの身体は気持ちわるくバスルームへ向かおうと身を起こしたが、腰につきんと痛みが走り絨毯にへたり込んでしまった。昨日散々激しく突かれたせいで腰に力が入らなかった。半ば壁伝いにシャワーで汗を流しに向かった。バスルームに入ると真琴の後孔から昨日出された男の白濁が流れ出てきた。真琴はゾッとし蕾の痛みを我慢して残りをかき出す。バスルームから戻るとベッドのサイドテーブルにメモ用紙を見つけた、そこには
【昨日は良いもん見せてくれてありがとさん。
データと写真は置いておくで。約束やからな。
ホテルは夕方までとってあるからゆっくりしていくといいわ。
ps.真琴ちゃんの可愛いお尻におちんちん欲しくなったらいつでも連絡してな~♪
今度は俺が入れてあげるで!ほな!
090-****-****】
「っ!誰がっ…」
真琴はメモ用紙を灰皿に乗せ火を付け燃やした。
真琴は1秒でもこんなところに居たくなかった。痛みを訴える腰を叱咤し部屋を後にした。
自宅に帰る途中のタクシーの中で真琴は早く身体を休めたい事と、明日どんな顔をして社長に会えばいいのかという事で一杯だった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
2 / 5