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謎の金髪
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「そろそろ帰るか。」
さすがに一時間も見回りしていたとは教師も信じないだろう。
鍵を閉めて屋上をあとにした。
階段を下って職員室に向かう。
少し近道しようと別の階段から行くことにした。
五階の屋上から四階に下りて廊下を歩く。
四階は空き教室が多く、生徒もいない。
まぁ、たまにヤッてる奴とかいるけどな。
別の階段を目指して廊下を歩いていると………。
「ざけんな、てめぇっ!」
ものすごい怒鳴り声が聞こえた途端、机がガタガタと倒れていく音が聞こえた。
「っ?!」
なんの音だ……?
「神城、てめぇ……ぶっ殺すぞ!」
"神城"……?
神城って今朝の金髪の奴か……?
「ぐはっ……!」
考えている間に怒鳴り声が止み、少し奥の教室から金髪の奴が出てきて俺と反対のほうに走り去って行った。
「(あの髪の色……絶対にあいつだな。)」
柊は神城のあとを追っかけて行った。
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