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屋上から優吾と階段をおりている最中も、ずっと腰が痛い。
朝より増している気がする。
「な、なあ優吾」
「なあに?優斗」
「俺って本当に寝てただけ…なんだよな?」
こいつを疑いたくなんてないのに…
どうしちゃったんだろ、俺。
「うん、そうだよ。なんで?」
「いや、俺…朝からずっと腰痛くてさ、だけど昼休み終わってから更に痛みが増した気がして…」
「ああそれなら体制のせいじゃない?優斗、結構無理な体制で寝てたから」
そう言って笑った優吾の笑顔は、少し…怖かった。
「そ…っか………なんかごめんな、疑っちゃって」
「いいよ、でも…その代わり………」
「その代わり…?」
今日のこいつは少し怖い。
何を言われるのか気が気じゃなかった。
「…そんな怖い顔しないでよ! うーん、そうだな…じゃあ"久しぶり"に俺の家泊まりに来てよ。どう?」
「そんなのでいいのか…?それなら大歓迎だよ!!俺だって"久々"に優吾の家行きたい!」
ん…?
"久々"だっけ?
…まあ、いいか。
「じゃあ約束ね?」
「おう!」
_放課後
「楽しみだな〜!」
「そんな嬉しそうにされるとこっちも嬉しいよ」
「だって優吾の家めっちゃゲームあんじゃん!!」
「待って優斗、もしかしてゲーム目的なの!?」
「あ、やべ…だってよ俺の家、そんなゲーム機とか置いてないし、みんながハマってるのとか俺だけついていけねぇんだもん…」
「その顔は反則…まぁ優斗が楽しいならいいけど」
「いややっぱ持つべきものは優しい親友だよなー!」
そんな、なんてことないことを言っただけなのに、一瞬優吾は獣のような鋭い目を向けた。
「…ッ、優吾…?」
「…あ、あぁ、ごめん、ちょっと急ごう。しないといけないこと思い出したんだ」
「そう、なのか?分かった…」
「んで優吾、なんなんだ?しないといけないことって」
優吾の家は橋本コーポレーションという名の超有名会社の家系で上場してからさらに勢いをましている所だ。
だからまあそんな優吾の家はそれはもう豪華で、まず高校生でオートロック付きマンションに住んでいるしさらにその階全てが優吾のものだ。
こんな所にただの高校生が来ていいものなのかと悩んだりもしたが、何回も来るとさすがに慣れてくる。
今日もまたオートロック付きの鍵が閉まって、いつも通りリビングに荷物を置きに行きたいのだが、今日は優吾が目の前に立ち塞がって玄関から身動きが取れない。
「優吾?」
「…ねぇ優斗、優斗は僕の彼女だよね?」
「は?何言っ…」
彼女?
かのじょ?
カノジョ
アァソウダッタ
「……うん、俺は優吾の彼女だよ!」
「だよね!はぁもう焦ったよ、急に優斗が親友なんて言うから、もう間違えちゃダメだよ?」
「ごめんっ!なんかたまに記憶がおかしくって…」
「まぁ忘れっぽいのも可愛いから許すけど〜でも“お詫び”は大事だよね?」
「え…あ、うん!!すぐにするね!」
そうだ、俺が変なこと言っちゃったから、優吾にお詫びしないと…
その思いでいっぱいで、すぐに膝を着くと口でズボンのチャックを脱がせる。
もう優吾のソレは大きく主張し始めていて、それだけで胸が高鳴ったのがわかった。
優吾、優吾、優吾、こんな俺なんかに発情してくれてる優吾、俺の大事な彼氏
「大好き…」
「優斗は本当におちんちんが大好きだよね」
「それは…優吾のだから、だよ、優吾のならなんだって好きだもん」
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