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裂かれた傷ー2ー
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「僕が居なければ…か…」
と光姫は眼に涙を浮かべていたが…
「そうだね…でも、もう…生徒会長の目には僕は居ないよ?」
と言って光姫は1人で寮の1階から校舎に向かって車イスを発進させた
聖「…綾人…お前を僕は許さないからな?行こう恋歌」
と聖は恋歌を連れて光姫の後を追った
ーーーーーーーーーーーーーーー
綾人「糞!!(`ロ´;)」
そして、騒ぎが収まりかけた時…
竜也「間に合わなかったか」
と竜也が綾人に接触した
綾人「間に合わなかったかじゃなく…見ていた…だろ?」
竜也「バレてたか…だが…聖が怒るのも無理はない…九条が傷つけられて…お前が怒るように…霧島が傷つけられて聖は怒ったんだよ…それくらい判るだろ?しかも…滅多に怒りを露にしない聖が…だぞ?で?綾人…病院についてくるのか来ないのか」
綾人「行く…」
竜也「俺も記事は見た…し…恋歌が暗躍したのも…さっき聞いた…それも含めて山下達とも話さなきゃいけないしな…」
と竜也は少し冷静になった綾人を連れて寮を出て学園の駐車場に向かった
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聖「姫」
「ん?」
聖「オコ?」
「うん」
恋歌「俺に?」
「うん」
恋歌「何したら許す?」
「ん~あっちゃんに掘られるとか?」
恋歌「掘られるだけで済む気がしない(--;)」
「可憐さんに全部話す」
恋歌「…親に怒られるわ(-_-;)」
聖「恋歌…今回お前が動かなかったら?」
恋歌「女装達が動く…」
女装…
「く~ちゃん…スクール水着の女装で学園祭ね?」
恋歌「( ; ゜Д゜)…やだ…スクール水着は竜也だろ」
「たっちゃんと~く~ちゃんのコンビで」
聖「(笑)」
恋歌「いっそ全員」
………
「水着審査かぁ(笑)」
恋歌「女装だから…」
聖「恋歌は…緊縛スクール水着だな(笑)」
恋歌「何故に」
「可憐さんに全部話すから…僕が(笑)」
恋歌「やめれ」
と話ながら自分のクラスに向かった…ら…
聖「ん?綾人達のクラスに人だかりが…」
あ
「忘れてた」
恋歌「俺も」
聖「何をした?2人とも」
………
「実はね(笑)」
と光姫と恋歌は聖に夏休みの夜の散歩の悪戯の1つを話した
………
……
…
聖「鬼だ」
綾人らのクラスは発酵しまくった糞尿で臭う教室に入らないでいた
光姫達は自クラスに入った
俊也「おは」
「おは♪し~ちゃん…し~ちゃんもスクール水着ね(笑)」
俊也「は?」
恋歌「実は」
………
俊也「巻き添えかよ(-_-;)」
ははは
「たっちゃん達は病院かな?」
恋歌「ああ…風紀委員として話を聞きに行ったんだろ」
「首謀者恋歌…言うことは?」
恋歌「みっちゃんに呼び捨てされたぁ( ; ゜Д゜)」
俊也「(笑)」
恋歌「そうだなぁ…綾人には感謝して欲しいかな~俺が暗躍しなかったら九条も…ゴミ捨て場に捨てられただろうし」
………
「く~ちゃん…軽く僕を…」
俊也「恋歌…今日は恋歌が奢れよ?」
聖「だな…にしても…脱臭…のため…S組は散ったな(笑)」
うん
そして教師らによる犯人探しが行われたが光姫も恋歌も自首しなかった
そして放課後…光姫と恋歌と聖と俊也は保健室を訪れた
可憐「悪臭騒ぎは…いつぞやの私への一件繋がりかしら?」
「てへっ(笑)」
恋歌「ははは」
可憐「あんたら…」
俊也「それに今回の暴動の真の首謀者は恋歌です」
可憐「は?」
恋歌「てへっ(笑)」
………
可憐「で?」
「で、非は九条に有るみたい…全てが…く~ちゃんの思い通りみたい」
可憐「恋歌…選びなさい…私にフルコースで責められるか…闇姉さんにフルコースで責められるか」
………
恋歌「凶ちゃんにフルコースで責められるで(笑)」
可憐「凶ちゃん?」
えっと
「たっちゃん家にいたメイドさん…僕と同室で寝た」
可憐「あ~(笑)あ~…は?」
「で…たっちゃんがスカートに隠れた原因」
恋歌「あの胸…揉みてぇ」
俊也「見た目は美少女、中身は魔獸だろ」
………
「チクっとくね?」
俊也「やめて…」
可憐「取り敢えず…拳骨は確定でしょうね…恋歌…病院に行こっか?父さんらに言わなきゃね」
恋歌「行きたくないし…ほら…外出届けだしていないし」
「今更?」
と光姫が言うと
恋歌「取り敢えず今日は行かない…今行くと…綾人に襲われかねない」
確かに
可憐「成る程」
そして恋歌と光姫達は寮に帰った
そして…
恋歌の奢りで…光姫は妬け食いをした
俊也「俺もしよ」
恋歌「やめれ」
聖「ついでに…」
と俊也や聖も便乗した(笑)
翌日…光姫と俊也と聖は食べ過ぎで…苦しんだ…恋歌は恋歌で牡蠣フライや生牡蠣の食べ過ぎに当たり…意図せぬ形で病院に向かう事になった
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可憐「恋歌はバカね」
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数時間前
竜也「……事情聴取……終~わり……綾人は九条の所か…………ん?あ~」
と竜也は…患者の名前が書かれたプレートを見て
竜也「土下座は…全員揃ってからが良いよな…」
と呟いてから竜也だけで学園に帰った
のだが…帰りのタクシーでの移動中…学園側からの見覚えがある車が病院に向かうのを見て何か有ったのか?と焦っていた
だが
「く~ちゃんが牡蠣に当たった」
との光姫の発言で…竜也はニヤリとほくそ笑んでいた…
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