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イジメは突然。
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連said
いつもどおり、
オレは登校して、
下駄箱を開いて上靴(スリッパ)
を取ろうとしたが、
中に画鋲がたくさん入っていた。
「は…?」
これはもしや、
世間で言う嫌がらせ?
いつか来ると思っていた。
風紀だからと
先輩構わず注意をしていた自分は
恨まれてもしかたない。
しかし、
ホントに上靴に画鋲とか、
漫画みたいだ。
とりあえずゴミ箱へ画鋲を捨てに行き、
教室へ荷物を置きに行った。
教室をがらっと開けると、
クラスの皆はオレを見た。
なんだ。
その目は…
何かオレ…したのか?
とまどいながらも、
オレは自分の席へと行った。
そこには、
赤字で最低と書かれた落書きがあった。
何が一体起こっているんだ??
「…??」
オレが戸惑っていると、
教室に朝霧が入って来た。
「はよ。委員長ー…??」
「あ、おう、おはよ。」
朝霧は僕の机を見て眼を見開いた。
「何コレ…」
「わかんない…朝来たら…」
「…何したの?委員長?」
「オレは何も…」
していない。
そう言おうとしたとき、
教室のドアが開いて、牧原さんが
入って来た。
だが、体じゅう、包帯を巻いていた。
「…え?牧原さん?」
オレの嫌がらせなんて、
どうでもよくなった。
オレは牧原さんに近寄ろうと、
駆け寄った。
が、
クラスの男子に腕をつかまれ、
そのまま突き飛ばされた。
は??
背中に鈍い痛みが走り、
オレは顔を歪めた。
「何近づいてんだよ!!
お前が牧原さんをこんな目にしたくせに!!」
え??
なんだそれ…
知らない。
一体何が起こってるんだ…
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