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まって…まって!
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僕が風紀を辞めると言った時、
後ろから抱きとめられたた。
誰だ…
「じゃあ、委員長もらう…」
この声…
朝霧?
なんで、ここに…
「貴方…常習犯の…朝霧成。」
「へえ…オレの名前知ってんだ?オレ、有名?」
てか、
CROWNメンバーだろ、あんた。
有名だろ…
「委員長、なんか、暗い顔してるし、きっと風紀の仕事、向いてないんじゃないのお?
だから、オレらのとこにおいで。」
「え?」
「お前、何言って!?」
「委員長、傷つけて怒ってるのは、オレだけじゃないから。」
それってどういう…
「わっ…ちょっ朝霧?」
突然、
抱きかかえられて、屋上のフェンスを越え
だ。
え?
「や、
待って。
もしかして、隣の屋上に飛び移るとか、しないよな?」
「さすが、委員長」
「ちよっまてよっ」
「オレが暴れてもいいけど、
問題は起こしたくないからなあ…
ってらことで、行くよ?
委員長♬」
「だから、まてって…うわっ!」
朝霧は、
僕の意見など聞かずに、
勢いよく飛んだ。
そして、
横の屋上へと、飛び移った。
「大丈夫?委員長?」
「馬鹿!落ちたらどーすんだ!」
「大丈夫、オレ落ちないから」
そう言った朝霧の顔はすごくやさしそうな顔をしていた。
心の中でお礼を言った。
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