アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
委員長だからだよ
-
理性が抑えられない。
あんな顔で言われたら、
無理だ。
「…委員長。」
「…朝霧?」
委員長の細い肩を両手で抑えて、
オレは委員長にキスをした。
「好き…委員長…」
「んっ…ちょっ…はっ…朝…霧」
委員長は顔を真っ赤にして、
オレの行為を受け止めていた。
酸欠になったのか、
口を離してやると、大きく呼吸をしていた。
顔がとろんっとしていて、
可愛かった。
「…はあっ…はあっ…朝霧…いきなり…すぎ…」
ぷいっとそっぽを向いてしまった。
そんな委員長もかわいいと思う。
「委員長…」
委員長の背中から腕をまわして、
つつむ。
すると、委員長は
「オレは…蓮…蓮だ…朝霧」
と、言って、オレの手を握った。
「…オレでいいの?朝霧…オレ、皆に嫌われてるし…」
かすかに体が震えてる気がした。
「当たり前だ。
蓮以外ありえない。」
その感情をだいているのは、
オレだけじゃないけど、
オレの想いは…皆に負けない…
CROWNの中でも、1番だと思ってる。
「…なんで?なんでさ…朝霧…」
委員長は泣いてしまった。
オレは彼をあやすように頭を撫でていた。
それしたら、泣き疲れたのか、
寝てしまった。
「…委員長…あんたは…オレらを軽蔑しないから…だから…」
そんなお日様みたいな性格のお前を守りたいって思うんだよ…
だから、
心配すんなよ。
もともと、オレらだって嫌われてる身なんだよ。
親からも、
学校からも。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
45 / 85