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嫌って
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蓮said
ああ。
どうしよう。
喋りたい。喋りたい。
朝霧と…CROWNの皆と…
ウソの仮面を作って、クラスの子と喋ったいたら、
机を思いっきり叩いた朝霧君の姿が目に入った。
「おい。委員長。面かせよ。」
「……」
オレは黙って下をむく。
喋ったら、君達が何をされるかわからない。
その行為がムカついたのか、
朝霧は無理矢理オレの腕をひっぱり、
教室から出た。
「…へえ…」
と、牧原がつぶやいていて笑っていたから、
とても怖かった。
無言のオレは一通りの少ない
、階段の踊り場まで連れだされた。
オレを壁へ追い詰めて朝霧は言った。
「…なんなの…委員長。なんで、無視したりすんの?オレらのこと、嫌いになったの?」
朝霧は泣いていた。
違うよって言いたい。
だけど、
言えない。
「そうだ。朝霧なんてキライだ。」
例え君に嫌われても、
オレは君を…君達を守らないといけない。
もう、傷つくのは、オレで十分。
「…委員長…」
だから、お願い。
オレを嫌って。
じゃないと、
守れない。
朝霧。
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