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温かい……
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「げほっ!許してくれよ……痛い!」
「ああ?突っかかってきたのは……お前だろ?雑魚が!!」
心のモヤモヤが消えない。
委員長、なんで?
なんで、オレらから、離れようとしてんの?
それがわからない。
泣きたい。
辛い。
いやだ。
不良達を殴った。
たくさん、たくさん殴った。
でも、オレの心は満たされない。
気を失ってもなお、
オレは相手を殴りつける。
バキッ!
「霧!……朝霧!!」
声が聞こえる。
誰だ?
「朝霧!!ごめん!!」
懐かし声だ……
でも、誰かわかんない。
「朝霧、もう大丈夫だから……」
わからない誰かが、
オレの体を抱きしめてる。
温かい。
「……?委員長?」
「朝霧……よかった……」
オレを呼んで、抱きしめていたのは、
委員長だったらしい。
さっきまで殴っていたオトコは
気を失っていた。
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