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第2章 5
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2階へ上がってすぐに、2人の自室から出てくる大河が目に入り、ちょうどこちらを振り向いた大河に
「おはよう大河。朝ご飯出来たよ〜」と、
声をかけた。
声をかけながら近づいて行った綾人に、大河はその端正な美貌に優しい笑みを乗せると、綾人の方へと手を伸ばし、その逞しい腕の中へと抱き寄せた。
「おはよう俺の奥さん。今日もありがとうな、とても良い匂いがしてるよ」と、
朝食の匂いとは関係がない、綾人の首筋に顔を寄せると、ペロリと一舐めその首を味わった。
「あっ、ん..ッ」
いきなりの挑発に、綾人は寝巻きの襟をたくし上げ、己の首元を力一杯隠す。
「もっ、、もうっ!ばかっ!」
そんな自分の妻の、初々しい反応を楽しんだ大河は、改めて綾人の腰を引き寄せると、
「すまなかった、つい、美味しそうで」
悪戯に笑って、綾人を揶揄うのだった。
(もー!こーゆー所、親子そっくりになっちゃって..っ)と、
綾人は羞恥で赤面しながら思うのだった。
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