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第2章 21
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美貌の男、大河との甘く、淫らな交わりは一晩中続き。
その間何度も。何度も綾人は、大河の熱をグズグズに蕩けた、己の後孔で受け止めた。
気が付けば、どうやら眠って居たらしく。
とても大きなベットで1人、寝かされていた。
ノロノロと起き上がり、大河の気配を探って見たが、どうやら部屋にいるのは綾人1人だけの様だ。
何も身に纏っていない、自分の身体を、真っ白なシーツで包みながら、着てきた衣服を探そうと、脚をベットから下ろしたその時ーー
ーーとろ…、
アナルから白く、粘り気のあるものが太腿を伝い落ちて来る。
ーーー…あっ、
その事実に、急に我に返った綾人は、ベットの脇に設置してあるテーブルに置かれていた、
キチンと畳まれている自分の服を急いで手に取り、身につけると、
まだ日も登っていない時間なのだろう、
どこまでも静寂が広がる部屋を飛び出し、誰にも会う事なく、その豪邸を後にしたーー。
幸い、高級住宅街はこの時間だろうと人通りがあり、やってきたタクシーを捕まえて乗り込むと、どうにか家の住所を告げて、
ふぅ…と、一息付いたら、車のシートに身を沈ませる。
ーーなんて事をしてしまったのか…。
そんな言葉が頭を占領するけれど、綾人にはこうなった原因の検討は付いていた。
これは、きっと発情期だろうーーー。
大河は誰に教えられ無くても分かる。見るからに極上のアルファであった。
そんなアルファのフェロモンに当てられて、あの時、綾人は発情期に入ってしまったのだ…。
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