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「──と言うことでお前俺の授業サボったろ?」
「へぇ、よく分かったね。あんたの授業つまんないから屋上行ってたよ。」
「黙れチビ、反省文書けよ。いつでも出して良いから。」
「携帯のエロ動画見ながら言われてもただ単にあんたの事アホにしか見えないね。奇跡だよ。」
「良いんだよ、大人なんだから。ほら、さっさと散れ。」
僕は双葉 彩月(フタバ サツキ)、15歳。高校生。現在屋上でサボってたらこいつに見つかり反省文を持たされてる。
「失礼しました~。」
『黙れチビ。』そう言われても反論出来ない。何故なら文字通りチビだから。
身長146㎝。
体重41㎏。
早く身長伸びないかな?まぁ、最近全然食べてないから・・・。
帰りーーーーー
一緒に帰る友達?僕にはそんなの必要無い。友達なんてくだらない事に付き合わせられるだけだから。
目の前に黒い高級車が止まる。
「何?後からバイトあるから退いて欲しいんだけど・・・。」
眉間にシワを寄せる。
すると扉が開く。
「君、双葉 彩月君かい?」
中からスーツのグラサンかけた若者が出てくる。
「え?あぁ、そうだけど?」
「ちょっと来てくれないか?」
「悪いけど僕は忙しいんだ、そこを退いて貰えるかな?」
「こっちはあんたに用があるんだ、嫌でも付いてきて貰う。」
面倒だなぁ・・・。
数人車から出てくる。
「ちっ・・・。」
ズボンのポケットに手を入れる。
「今だ!押さえろ!ポケットの中の針に絶対触れるな!」
何故、それを・・・!?
針を出そうとするとその前に腕を後ろに
掴まれる。
口も押さえられる。
足を横に振る。足の先にナイフが出てくる。
「しまった!」
後ろの奴の足を切る。
「うわぁぁぁ!」
後ろに下がって逃げる。
追いかけて来る車。
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