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タイムリミット
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僕は食事をしたあとテレビも見ずに睡眠に入った。
『双葉。』
名字呼び?
『何?』
『殺してくれ。』
やだ。
『その気じゃないから。』
『じゃあ自分で死ぬ。』
待って。
『待って、行かないで!』
僕は
『僕は理緒の事が・・・。』
好きなんだ。
「うわっ!」
変な夢見た・・・。
隣を見ると理緒が寝息を立てて寝ている。
「可愛い・・・。」
『殺してくれて構わない。』
甦る記憶。
「やだよ、殺したくない・・・。」
僕はこんなにも
好きなのに。
「え?」
僕が理緒の事が好き?
だから殺したくない?
「でも、僕は殺す事に頷いた。」
「そうだな。」
ビクッと肩を揺らす。
「ねぇ、取り消せない?」
「駄目だ、彩月が寝た後彩月の殺し屋の事務所に頼んだ。勿論、3億も。」
「やだよ、殺せない。」
「分かったって言っただろう。言葉は帰って来ない。」
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