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幸せ理緒day
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「ごちそうさま。」
「もう食べ終わったの?」
「あぁ、彩月はゆっくり食べろ。」
皿を持ってキッチンへ行く。
食器はいつも彩月が洗ってくれる。
「ごちそうさま。」
どうやら彩月も食べ終わった様だ。
俺はソファーに座る。
『ジャー・・・。』
彩月が食器を洗い始めた。
「彩月、洗い終わったらコーヒー入れてくれ。」
「自分でやってよ。」
「彩月の入れたコーヒーが飲みたい。」
「・・・分かったよ。」
ーーーーー
『コポポポポ』
「はい。コーヒー。」
「あぁ、悪いな。」
温かいコーヒーを口にする。
「よくそんな熱いの飲めるね。」
そう言いながら隣に座る彩月。
「大人だからな。」
「僕猫舌だよ?」
「飲んでみるか?」
「猫舌って言ったよね?」
ドス黒いオーラを放って笑っている。
ゾクリと鳥肌が立つ。
「僕、野菜ジュース取ってくる。」
ーーーーー
『愛してる!アンジェラ!』
『私もよ!ジョニー!』
TV観賞中・・・。
興味無さそうに野菜ジュースを飲む彩月。
「ドラマ嫌いか?」
「あんまり好きじゃない、いつもバラエティーとか見てたから。」
「俺はあんまりバラエティーは見ないな。」
「正反対だね。」
「そんな仲が悪そうに言わなくても良いじゃないか。」
少し寂しいぞ。
「そんな風に言ってないよ。」
これ以上言うと喧嘩になりそうだから彩月に抱き付く。
「どうしたの?」
きょとんと顔を傾ける彩月。
「可愛い。」
すると少し頬を赤く染めて
「可愛いくない。」
と照れた。
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