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愛して
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触れるだけキスを何度も角度を変えてキスする。
キスをするたび、触れるたび、ねだる様に甘える様に求めてしまう。
自分の中は欲にまみれている。
ただ単に理緒が欲しいのだ。
こんな自分らしくない自分、気持ち悪くないのだろうか。
不安が横切る。
「んん、理緒・・・。」
「何だ?」
「僕、変かな・・・?」
「変じゃない、恋人に触れて変に感じるのは当たり前の事だ。」
「そう、なのかな・・・。」
額にそっとキスをする。
「心配する事はない。」
誘惑するような声で囁かれる。
「んっ・・・。」
耳を噛んだり舐めたりする理緒。
いつからだろう、こんなに理緒を求めたのは。
いつからだろう、こんなに理緒を好きになったのは。
優しくて。
わがままで。
怒りん坊で。
甘えん坊で。
心配性で。
しっかりしてて。
知りたい。理緒の全部を。
表情も癖も喋り方も全部。
「んん、理緒・・・。」
「どうした?」
「理緒の事が好き、好き過ぎて困る。求めたくなる。理緒の事が全部知りたい。」
「分かった・・・。逆上せるから出よう。続きはベッドで。」
甘く僕に囁く理緒。
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