アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
、
-
昼休み、修斗は朝のことを
思い出して笑ってるらしい。
「くくくっ笑」
何笑ってんだよ!!
「朝練今日も行けなかっただろ!!!」
行きたいけど…!
「そんなら俺置いてけばいいじゃんかー」
……、そう、なんだろうけど。
「そーゆーわけには行かないだろ。」
置いてってもいい、のかも、しれないけど…。
「なーんで?」
「……。」
……けど…。
「っ……お前と一緒に登校、したいから。」
えなんかさ、これ、俺が修斗のこと好き好き〜!
みたいなかんじじゃない?
修斗Sかよ……。
「へ〜……、大事な朝練より俺を優先しちゃっていいの?」
よくわ、ない。
「じゃあ、もう、迎えにっ……来ないからな?」
これでどーだ!?
「いいよ……、春樹のためなら…しょうがない」
え、?
何俺のためみたいになってんの……。
俺さ……朝練今まで行ってないけど一応レギュラーだからな?
「……やだ…、俺のためなら迎えにこさせろよ!」
「意味わかんないよね春樹って……」
「っ……、」
その言葉が何故か胸に刺さる。
俺はバカじゃない……。
「俺は、春樹の邪魔にはなりたくない。」
「邪魔じゃない……」
バカじゃない……。
「俺のせいで、春樹が悲しむのは嫌に決まってる。春樹だっておれが悲しんでたら嫌だと思う。」
多少強引な気がしなくもない。
「大丈夫。才能でカバー出来るよ…。
ごめんふざけたw」
「………………はぁぁ……。」
修斗が大きなため息をついてメロンパンの最後の一口を口にほおりこんだ。
「んだよw」
「モグモグ)春樹、いつも惜しいところでふざける」
「意味わかんね」
「くくっ……まぁ、いいやww」
「そっかー(棒)」
「なんでそんな興味ないの」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
3 / 4