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自意識過剰(兄者視点)
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兄者→「」
おついち→『』
弟者→【】
【おはよ~】
「『おはようー』」
【2人とも早いね~】
『弟者くんはまだお眠みたいね笑』
【だってまだ7時だよ?!】
「歳とると、早く目が覚めるようになるんだよ」
『○○もそんな歳じゃないでしょ』
「(ドキッ)」
【んー、そういうもんなの?じゃあ俺はまだ若いってことだね、嬉しいなー】
『違うよ、弟者くんはまだ子供だね。良い子は早寝早起きしないとだからちょうどいいんじゃない?』
【子供じゃないよ!それに俺は悪い子かな?今からまた寝るし。悪い子は寝ますよーおやすみー】
『ははっそうね、ゆっくり寝てね、おやすみ』
そうして弟者は部屋に行き寝てしまった。
『あ、兄者さん、コーヒーおかわりいる?』
あれ?名前じゃない?
『おーい?聞いてる?大丈夫?』
「えっ、あ、あぁ大丈夫。お願いするわ」
『あいよー』
それから1時間ぐらい2人でする事もないため喋っていた
そして、また呼ばれる、
『○○はさ、あのゲームした事あるの?』
まただ心臓に悪い。それに恥ずかしい。顔が暑くなる。
好きな奴にそんな風に言われたら...
『ん?顔赤いけど大丈夫?』
「だ、大丈夫だ。」
『ほんとに?もしかして疲れてる?もうちょっと寝てきたら?心配になるよ...』
やめてくれ、何でいつもそんな優しいだよ。そんな顔すんなよ。勘違いしてしまいそうになる。
『俺○○が倒れたら、心配で心配で、』
「なんで...」
『ん?なに?』
「なんで、最近俺だけ名前で呼ぶんだよ。なんでそんな2人の時だけ、心配だとか、可愛いとか、好きとか、彼女とかさ、そういう好きな奴に言う事、みたいな...事をなんでさらっと口に出せるんだよ。おっつんが俺の事好きみたいじゃん...最近おっつんのせいで俺めっちゃ自意識過剰なやつになってんだよ?知ってた?おっつんにどう見られてるかとかすげー意識するし、おっつんも俺の事見てくれてるんじゃないかとか考えたりして.........ごめん。忘れて」
おっつんに言っているのか、独り言なのか分からなくなる。自暴自棄になり過ぎて語彙力も失われたらしい。自分でも言いたいことが分からなくなる。
『兄者。もっと自意識過剰になって、もっと俺の事だけ見ててよ』
「え?」
『というか、俺もそうだよ。自意識過剰なんじゃないかってくらい、兄者とおんなじ事考えてたし、兄者の事ばっかり考えてた』
「そ、それは、どういうこと?」
『ん?兄者が言った通りだよ。俺、○○が好き。付き合って下さい』
「......お、俺も好きです。よろしくお願いします。」
『兄者、これからもそれくらい俺に対してだけ自意識過剰でいてね?ずーっと俺の事だけ考えててね!』
「いやー、それは無理だわ(笑)」
『なんでよ!もう怒ったぞー!』
「うわっ、やめろよ!ちょ、ちょっと笑」
『あはは、くらえー!』
「はははっ、もうストップ○○!」
『あ、やっと呼んでくれた。いつまで呼んでくれないかと思ってたよ』
「もしかして、そっちが呼んだら俺も呼んでくれると思って最近名前だったの?」
『まぁそれもあるけど、単純に呼びたかったからかな?』
「なんだよそれ~、でもさ名前でもいいけど、たまににしろよ?やっぱり兄者呼びがしっくりくるし」
『えー!ケチだなぁ、まぁいいよ!突然名前で呼んで照れてる兄者さん見るの好きだし!』
「うわぁ趣味悪い」
「『ぷっ、あははははは」』
なんか分からないけど2人で笑いあう。こんな時間すらも楽しいと思えるんだから、最高じゃないか。
幸せにしてくれよ? _______
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