アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
互いにどうか、愛し合って__
-
.
「 …俺も舐めて、しごきますから…先輩も俺の舐めてください 」
こんなことを言われる日が来るなんて、思いもしなかった。
「 っわか、った…… 」
「 ッいきますよ、せんぱい… 」
「 …っ!!あっ、あっ、あっ!!ひっぐ、あっ、やぁっ、らっ、あっん…… 」
俺のチンコが、キヨに好き勝手されている。
舐められて、しごかれて。
「 き、もちぃっ…… 」
「 っ良介も、俺のにっ…シてくださいっ…一緒に、一緒に、気持ちよくなりましょう……? 」
「 ……わかった…っ、おれ、下手かもしれないけどっ… 」
キヨのをめいっぱい、口に含む。
口に入りきらなかった裏の筋を優しく触ってやる。
「 っんっ!!!り、りょうっ…すけっ、だめ、やだっ…あっあ!!
お願い、焦らさないでっ… 」
焦らしてるつもりなんかなくて。
「 っごめん、下手、くそで…焦らしてるつもりないんだけどっ…っふ、あっ… 」
眼前にあったのは、チンコだけじゃなくて。
(あ…穴なら…俺でも、なんとかなるかも)
キヨの精液をローション代わりにして、後ろの穴に人差し指を突っ込む。
「 !!!?せんっ、ぱ!!やらっ、そこはっ、ダメ…!! 」
入口手前にあるしこりのようなものをカリカリと指の腹でいじってみる。
「 っく…ん……きもちい、い? 」
「 やだっ、あっ、だめ!りょ、すけっ…も、おれっ……でちゃうっ!!!ああああっ…!! 」
長く長く、白濁とした液体が。
俺の顔に思いきり、かかった_。
ーー
「 はぁ…気持ちよかっ、たですか、先輩 」
「 …っ、話しかけんな 」
そう言って、そっぽを向いた。
目まぐるしくくらい気持ちよくて、それと同時に背徳感にも包まれて。
今まで真っ直ぐに生きてきたのに。こんな____。
「 先輩… 」
「 … 」
ふと、後ろから裸のままキヨに抱き締められる。
「 先輩、さっき俺によく頑張ったなって言ってくれましたよね。それは先輩もですよ 」
「 ……え…? 」
「 先輩、二星先輩から聞いていますよ。
いつもクラス全体のこと見てて、
生徒会長としてーとか言って毎日遅くまで備品の整理したりとかしてるって。
それに、理不尽に掃除とか押し付けられても文句一つ言わないって 」
「 っ、きよ…? 」
背中をポンポンと、優しく叩かれる。
わるいものを全て、出してくれるように。
「 先輩は、気負いすぎなんですよ。いつも、お疲れ様です。……本当に 」
「 ……きよ… 」
涙がボロボロと溢れる。
こんなに優しい言葉を、家族以外の誰かがかけてくれたのは初めてだった。
昔から人の上に立って先導する役割を、押し付けられて。
「 えらいえらい、よしよし____ 」
その時。
俺のスマホから、聞き慣れたLINEの着信音。
「 ん?先輩なんかLINE来てますよ、見た方がいいんじゃないすか? 」
「 あぁ… 」
送信者は担任の先生で、肝心のメッセージはこうだった。
『明日急遽転校生が来ることになった。まだ佐々木くんと二星くんしか知らないから皆に言っちゃだめだよ。
明日は早めに学校来て、職員室入ったら転校生いるからクラスに案内してほしい。教科書とかは二星くんに頼んであるよ。よろしくね』
と。
転校生…この7月の時期に?
言葉にし難い不安が、俺を襲う。
「 先輩?なんでそんな難しい顔してるんですか 」
「 あ…いや、なんでもねぇわ。そんじゃ俺帰るな、もう21時だし 」
そう伝えて俺は、いそいそと玄関へ向かう。
「 あ、先輩。俺学校でも先輩とずっと一緒にいたいんですけどどうしたらいいですか 」
「 …え…?いや、クラスも学年も違うし無理____ 」
そう、言いかけた。
「 いや…無理でもねぇな……清川、ここだけの話だけど、
もうすぐ生徒会に新しい人入れようぜーって話出てるんだよ。人手足りなくて。
全校生徒から2人、募集する予定だから、清川も生徒会委員になるチャンスあるぞ…
投票と生徒会メンバーの推薦によって決まるんだ 」
「 えっと…どうやったら投票の票多く獲れるんですか? 」
真面目な顔をして、訊いてくる。
「 そうだなぁ、まず、アクセサリー類を過度に身につけていないこと、
髪の毛を染めていないことはまず絶対条件だな。
どっちも校則違反じゃないけどイメージは悪いだろ?
学校の“顔”が指輪とかネックレスとかいっぱい付けてたらどう思う? 」
すると清川は、うーんと考えてこう言った。
「 この学校の生徒みんなこうなのかなーって思います 」
「 そういうこと。あとは成績がある程度良いこと。……やれるか? 」
「 俺勉強だけは出来ますから 」
へへっと笑った顔が、なんだか愛おしくて。
「 んじゃ、待ってるわ。近々正式に発表できると思う 」
「 推薦の時、俺推してくださいね? 」
「 お前次第だ 」
じゃーな、と言って笑う。
はい!と言って、清川も笑う。
さて。明日は転校生をクラスに案内して、生徒会の集まりもあって。
忙しい一日になりそうだ__。
.
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
6 / 37