アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
苦肉。
-
.
「 はぁ……やっと帰ってきた…… 」
あの公園から、貞操帯を付けたまま、付属の振動無しのふっといバイブが入ったまま。
自宅まで無事に、歩いて帰ってこられた。
鍵を開けて、玄関に入る。
ただいま、という声に何も返事がないので、幸い父さんも母さんも本当に帰っていないようだった。
応接間のソファーに、座り込む。
「 んっ……中、キツ… 」
座るとバイブが奥まで入り込んで凄くキツかった。
嫌だな。生徒会長のが、欲しい。
でも。
(さっきいっぱいしたし、今日はもうねだるわけには…)
そう自己暗示して、自分を落ち着かせる。
その時。
音質の良いインターホンが、鳴って響いた。
「 ……誰… 」
インターホンを、鳴らすひとが一人。
「 うっ…… 」
埋め込まれたバイブに恨みを持ったまま、ほふく前進で玄関までずるずると這い寄る。
なんとか内鍵を開けた先に、居たのは。
「 キヨくん、やっほー。来ちゃった 」
「 れ、怜斗__どうして 」
「 いやー相変わらず家豪華やね。……入れて? 」
「 …………どうぞ 」
生徒会長じゃなかった。
そんな思いが、一瞬よぎる。
それを見悟ったのか、怜斗が
「 生徒会長じゃなくてごめんねキヨくん 」
なんて言うから、怜斗は本当に読めなくて怖い。
「 ……なんで、来たんだよ… 」
「 生徒会長から言われて、かな 」
その言葉に、快感と気持ち悪さで白濁とした思考がハッと覚める。
「 ふふ。貞操帯の鍵と暗証番号教えてもらって、そろそろ解いてやれって言われてん。
ほら、ズボン脱いで 」
怜斗が、俺の前で鍵をちらつかせる。
言われた通りにしたくなくても、腕が勝手にズボンを下までずらす。
「 うわ…さっき生徒会室だとあんま見えなかったけど、パンツに固定されてるんだ、すご 」
「 っお願い……はやく、外して…… 」
「 もっと可愛くお願いして欲しいけど、しょうがないなぁ 」
そう言って、やっと金色の鍵穴に鍵が差し込まれた。
「 よし。……あとは、暗証番号か 」
4桁の数字を打ち込む怜斗。
床に横たわっている為、こちらからはよく見えない。
「 おっけー、外れたよ 」
開放感が、訪れる。
長い間入っていたバイブも、同時に抜けた。
だけど、長時間焦らされに焦らされた俺のはもう勃起したくて仕方がない様子で。
「 ……はぁ、キツい…パンツも、ぬがして…… 」
俺、同級生にも、生徒会長にも……こんな恥ずかしいとこ見られて……
俺のメンタル死ぬぞ?
「 はいはい。……ほら 」
ゆっくりと手をかける怜斗。
「 ありがと…。あ、そうか…コックリングも付いてんだ 」
ゴム製のコックリングも、ゆっくりと外してくれる。
「 はー…怜斗……ありがと……んじゃ、もう帰って__ 」
帰っていいわ。そう言おうとした。
「 何言ってんの? 」
「 …え 」
「 今までずっと太いバイブ入ってて、勃起も射精も潮吹きも自分でするのもだめなのがやっと、
シても良くなったのに……このまま放置して帰ると思うん? 」
「 えっ…待っ__ 」
「 ほら、お尻出して。……中に欲しいんでしょ? 」
「 っ…… 」
支配されてる、この感じが。
たまらなくて。
「 …ほんとに、最後な…… 」
「 また俺が欲しくなるよ、絶対 」
拒否権なんて、最初から存在していない。
next page ▶▶
.
昨日の4秒特番()面白かったですね…
.
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
19 / 37