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「サッカー部の奴らに聞いた。ここ幽霊がでるスポットって噂になっていて、誰も近づかないらしいぜ」
「幽霊」
俺はその単語にびくりとして、辺りを見回した。
小糸は床に二枚のマットを敷くと、そこに座った。
隣をポンポンと叩く。
「座れよ」
そう言われて、俺はおずおずと小糸の隣に腰かけた。
確かに放課後にどこか二人で過ごすと言っても、喫茶店に毎日入る金はないし、お互いの自宅も入り浸るわけにはいかない。
黴臭いこんな場所でも、小糸が俺と二人きりになるためにわざわざ見つけてきてくれたと思えば嬉しかった。
「小糸、連れて来てくれて…」
礼を言おうと小糸の方をむくと、思ったより近くにその整った顔があった。
俺は息を飲み、目を閉じた。
ファーストキスは観覧車の中でなんて、乙女な妄想を抱いていた俺だが、小糸が望むならここでだって。
唇に小糸の吐息を感じた。
しかし小糸はそこはスルーし、いきなり俺の首に吸い付いた。
「えっ」
焦って目を開ける俺を、小糸がそのまま押し倒す。
「なっ、えっ、小糸っ」
体を起こそうとすると、小糸にそれを阻まれる。
「いいだろ?」
小糸はそう言い放つと、俺の首元に顔を埋めた。
「ひゃっ」
鎖骨辺りの薄い皮膚に吸い付かれ、思わず声がでる。
小糸は俺のシャツを手早く脱がすと、アンダーをめくりあげた。
「ちょ、ちょっと待ってよ」
小糸が静止も聞かず、俺の乳首に吸い付く。
「やっ」
じゅじゅぅと吸い上げつつ、もう一方を撫で、そこがふっくらとすると強めに摘まんだ。
「ああ…あっ、だ、だめだよ」
小糸がようやく顔を上げた。
舐られたそこは真っ赤に充血し、てらてらと濡れ、淫猥に色づいていた。
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