アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
『風邪ひいちゃったたぬきさん』*6
-
うらたside
ダメだ、眠れん…
さっきから坂田のことがずっと心に引っかかっている。
五分たっても十分たってもそのことが気がかりで、取り敢えず玄関まで行ってみた。
まぁ十分たってるし、さすがにいないだろ…
そう思ってドアを開けると、玄関の横で坂田が丸まって寝ていた。
最初はまだ居たのか、と驚いたけど俺が待たせたんだと思うと、なんだか申し訳なくなった。
「坂田…起きろよ、こんな所で寝てたら風邪ひくぞ?ケホッ」
まぁ風邪ひいてんのは俺なんだけどね…
「んん…うらさん、開けてくれたんやね…」
坂田が眠たそうな顔で微笑んだ。
その顔を見て、俺が思うことはただ一つ…
かっわいい…!!
もうそれは、背中から真っ白い翼が生えてるんじゃないかってぐらい…
「うらさん、家入っていい?」
坂田は、見惚れていた俺を引き戻すように言って、俺の返答を聞かずに家に上がっていった。
「あっちょっと待ってよ…!」
そうして坂田を追いかけると、リビングに入った瞬間、坂田に引っ張られて、ソファーに押し倒された。
「づっ!」
俺は頭への刺激でおもわず目を瞑った。
しかし、坂田の唇が触れ合い、驚いて目を開けてしまった。
そして、坂田はそこで口をはなさず、そのまま長いキスをしてきた。
俺が息が苦しくなって空気を吸おうと口を少し開けると、待ってましたと言わんばかりに坂田の舌が入ってきた。
「んッんくっ…ふぁぁ…」
リビングに二人の触れ合う音が響いて、顔が熱くなるのを感じる。
「んっ…ふふっうらさん顔真っ赤やで?」
「うるせぇ!これは…風邪のせいだよ…!だからこれ以上したら移るぞ!もうやめろ!ケホッ」
俺は恥ずかしいのを隠そうとして必死に言い訳を探していると、自分が風邪をひいていることを思い出した。
でも坂田はそんなことお構い無しとでも言うように俺を脱がして下を触ってきた。
「んっひゃんっ…ちょっさ、かた!やめっ」
「でも、うらさんのココもう勃ってるよ?」
そう言いながら俺のモノを上下に擦りだした。
「あっちょっと、まってぇ!さかたぁ!て、とめてって…あぁぁぁ!はぁ…はぁ…」
風邪をひいていること俺は、一回イっただけで、体力がほとんど奪われてしまった。でも坂田は
「うらさん、こんなんでバテてちゃダメだよ。もし風邪で僕のことさけてたんなら…そんなこと必要ないって身体に教えてあげないと♪」
そう言って再度俺に軽くキスをしてその後にこう言った。
「僕にその風邪、移してよ。」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
60 / 85