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『UNO!』 センしま
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志麻side
「んん…ふぁ〜」
朝の強い日差しで目を覚ますと、センラさんが電話をしていた。
「そーなんやて〜!可愛かったで?…ふふっ、
じゃあまた後でね?」
センラさんは電話を切ると、俺の方を見て
「あ、志麻くん起きた?おはよ〜」
と呑気に言った。
しかし、俺にはセンラさんの言葉の内容は全く頭に入っていなかった。
かわりに頭に流れていたのは、さっきのセンラさんの電話の言葉だった。
電話の向こう側にはどんな人がいるのか、綺麗な女の人?それとも、俺以外の男?
「嫉妬してまうやん…」
俺がボソッとそう呟くと、
「…嫉妬?志麻くん、今嫉妬って言った?もしかして…さっきの電話のこと?」
「!?そ、そうやけど…」
聞こえると思っていなかった俺が焦ってそう答えると、
「志麻くんは可愛ええなぁ〜電話に嫉妬なんかして。でも大丈夫やで?あれはさかたんやから。さかたんとお互いの彼女の話してたんよ。だからあの可愛いは志麻くんのことやで?」
という答えが返ってきた。
きっと今俺の顔は真っ赤なんやろーな…
そう思っていると、センラさんが近寄ってきて軽くキスをして、こう言っていた。
「ずっとずっと大好きやで」
❦ℯꫛᎴ❧
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