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pm10:25
琉「なんか…すっごく申し訳なかった…」
蓮「ヤバイな!藤谷めっちゃ甘えてたな!」
琉「この学校女子いるのにホモ多すぎ…」
蓮「探したらレズもいるんじゃね?」
琉「ふはっ!それはねーだろ!」
蓮「やっと笑った」
え?
蓮「三谷さー、美丘と何かあってから笑ってねぇもん。笑ってくれて良かった。な?息抜きも大事だろ?今日、美丘の事考えてた?」
そう言えば…
薫の事考えてなかった…
琉「倉田…」
蓮「礼はいらない!…いや、ちょっとだけ貰っとこうかな」
琉「ばーか。…ありがとな」
蓮「どーいたしまして」
ニカッて笑顔を向けてきた。
ありがとう。
その笑顔にちょっとだけど救われたよ。
でもな、倉田
お前じゃ薫の代わりにはなれないんだよ
6月5日
琉「ど?俺の事思い出した?」
薫「何言ってるの?琉」
あ、今日は記憶がある日か。
琉「いや、何でもない」
薫「おかしな琉。あ、ねぇねぇ!今日デートしよ!久し振りに!」
え、いいの?!
琉「行く」
薫「じゃぁ決定ね!あと…1つ言っておこうと思って」
琉「ん?」
薫「まだ足りない。もっと僕のために狂ってよ」
…は?
琉「ど、どういう事だ?」
薫「んー?琉って頭悪かったっけ?そのままの意味だよっ」
え?
分かんない…何?どう言う…
薫「そのまま狂い壊れてしまえばいいのに」
琉「薫…?今日おかしいぞ」
薫「薄々気付いてるんじゃない?おかしいの、僕だけじゃないよね?」
あぁどうしよう…
せっかく今日は記憶がある日なのに…
薫が怖い…
薫「それより放課後どこ行く?駅前に新しいバーガー店が出来たらしくって、そこに行くのでもいいよね!…琉、聞いてる?」
琉「…」
薫「琉?」
怖い…
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