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気づいてる?(ss)
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「達央さぁぁぁぁん!」
...朝から良くも悪くも元気なやつだな
「おはようございます!」
「はよ...つかお前朝からうるっせーよ」
「えー、すいません」
少ししゅんとしてる...やっぱ信長は犬だな
「今日の夜空いてるか?」
「今日は...確か大丈夫なはずですけどどうかしました?」
「今日、俺の家で久々に飲むか。」
「良いんですか!?行きます!」
「じゃあ終わったら連絡しろな」
「はい!」
PM 7:46
「わりぃ信長。遅れた」
「大丈夫ですよ!行きましょ!」
「お、おう」
なんかこいついつにも増して元気だな...
「「かんぱーい!」」
「あ゙ー、うっま」
「やっぱお酒はいいですね〜」
他愛もない話を始めて1時間後
「...信長?」
「なあんですかぁ?」
「お前...酔うの早くね?」
「酔ってない!」
「酔ってんだろ...なんかあったのか?今日不自然なくらい元気すぎだし」
まさか風邪ひいてるとかか...?
「...............」
「ん?」
「たつひささんのせいだから!」
「お、俺?!」
俺なんかしたか...?!むしろ最近全然構ってなかっ......
なるほどな
「僕は...最近たつひささんに会えなかったから寂しくて...でも達央さんはいつも通りだったから僕もそうしなきゃなって...」
涙目で口を尖らせながら言う信長を見て信長には悪いけど可愛いと思ってしまった
「あー...別に寂しくなかったわけじゃねーよ?」
「嘘だ!だってたつひささん今まで1度もそっちから会いたいとか言ってない!毎回毎回僕ばっか...僕だけが好きみたいじゃんか...」
...知らないうちにこんなに悩ませてたんだな
「信長。」
「なんですンッ......ん、...ハァハァ」
「久々すぎて力抜けたか?」
まぁ俺もちょっと危なかった
「キスで誤魔化しましたね...」
「誤魔化してねーよw」
「うそだ!」
「もーお前素直に受け取れよ」
「だって達央さんがキスする時僕をなだめる時だけじゃないですか!あと酔った時!」
おー、よくわかってんな...でも
「残念だけど他にもあるんだよなー」
「へ?」
これ口に出すのかなり恥ずいぞ...
「俺がお前に...甘えたい時」
「あまえる...?」
「そう」
「たつさんが?」
「俺が」
「僕に?」
「お前に」
「...えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
...驚きすぎじゃね?
「...なんだよ」
「あの...ツンが9割のたつさんが...!」
「...悪いかよ」
「全然!!!むしろ気づかなかった僕が馬鹿でした...」
「あー...はっず///」
ホンットにはっずい...
「てことはたつさん...今甘えたいの?」
「っ!今はちげーよ!今はただ信長に...好きなのはお前だけじゃないってわからせるために...」
やばいぞこれ...絶対今顔赤い...
「まぁどっちでもいーや...いまのたつさん真っ赤で可愛い...」
いつもの無邪気さが消えた笑顔は...反則すぎんだろ...//
「久々のデレたつさん...可愛すぎ...」
「先輩をからかうな」
「2人の時はいいって言ったのたつさんでしょ!?」
「...しらね」
「ちょっとー!」
久々に賑やかな声が聞けてよかったと近所の皆さんが幸せそうに話しているのは爆睡してるふたりに知る由もなかったとかあったとか
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