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壊龍side3
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目が覚めたら知らない部屋で、さっきのお兄さんが座ってた。
「ここ、どこ?」
周りを見ながらそう聞くと、
「俺の家。部屋は余ってるから今度家具とか買いに行こう。」
と答えられた。ほんとにここに住まわせる気なのか?こんな得体もしれないやつを?
「ほんとにここで暮らしていいのか?」
そう聞き返すと当たり前のように
「さっきいいって言っただろ?」と答えられた。
「それより君の名前は?なんて呼んだらいいかな?」
名前の方が大事なのかよ。と思いながら渋々答える。
「えっと。今音瀬、壊龍、です。今の音に瀬川とかの瀬。で、壊れるに龍。で今音瀬壊龍。呼び方は、なんでも。15歳の高校1年生です。」
お兄さんも返してくる。
「そっか。いい響きだな。壊龍、と呼ばせてもらうよ。俺の名前は卦矢岡優牙。卦は土2つにカタカナのと。ダーツの矢に岡はそのままだな。優しいに牙と書いて優牙だ。23歳の社会人。そうだな。優牙様とでも呼んでくれ。」
少し笑ってしまった。様ってw
「誰が呼ぶかよw優牙って呼ぶぜ。」
俺が笑うと、優牙がほっとしたような気がしたけど、自意識過剰かな。
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