アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
砕斗side2
-
朝の8時くらい、電話がなった。スマホを見ると兎乱と書いてある。あいつもう情報集めたのか?と驚いた。いくらなんでも早すぎだろ...まだ電話して5時間くらいだ。
とりあえず出なきゃ、と電話に出ると明るいというかうるさい声が聞こえる。
『あっ!隼也さんですかっ?古乃籏ですっ!』
「あー、分かったからボリューム下げてw」
『す、すみません...静かにですねっ!それでえっと、調査の結果なんですがっ!』
兎乱はあまり変わらないまま話し続けた。やっぱり調査は終わったみたいだ。
「早いな!で、どうだった?」
急いでメモの準備をする。
『えっとですね、今音瀬壊龍くんは15歳の高校一年生!赤い眼に赤い髪が特徴です!家族は母親が死亡、父親はいるそうですが、虐待が酷く父親の従兄弟に引き取られています!そこでも虐待の気配はあるそうです!
父親の住所は○○○△△△◇の◇で電話番号が000-000-0000。親戚の方は☆☆☆□□□*の*で、555-555-5555です。』
ということは親戚から逃げ出してきたって事か?そこを優牙が拾ったんだろうな。それにしても赤い髪に赤い眼って...。
『それで、中学は卒業していますが、高校は受験すらしていないそうです!中学では派手なグループに属していたそうで、喧嘩にも何度か参加しています!
特に仲の良かった生徒は西佐湖颯!金髪に染めてピアスも開けていますっ!今のところこれくらいですねっ!西佐湖に関しては後ほど調べましょうか?』
西佐湖か。そうだな、一応調べてもらうか。
「ああ、頼む。そっちは急がなくてもいい。」
『了解しましたっ!大至急行いますっ!』
電話が切れた。...俺、急がなくてもいいって言ったよな?まぁいっか。とりあえず、この情報があれば十分だ。優牙に知らせるのはまだ早いか、そのうちな。
じゃあ優牙の家に行く準備でもするか。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
16 / 20