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きみにみとられながらとけたい① 【fjhr】
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アイスバース
ソファこん様よりリクエスト(大変遅い)
" アイス "の人と" ジュース "の人が両想いになったら" アイス "の人が死ぬ(分かりやすい説明)
アイス、、、ヒラ
ジュース、、、フジ
こちらのお話ではお互いの宿命に従って貰います
まぁ、そうゆうことです
苦手な人は逃げてください
↓↓↓↓↓
「フジ~」
「あ、ヒラ」
「ごめんねー遅れて」
「いいよ。早く行こう」
今日はフジと新しいゲームを買いに行く
僕はけっこー楽しみにしてた
フジが好きだから
でも期待はしてない
しちゃいけないんだ
僕は" アイス "
そして彼は" ジュース "だ
昔話していたときそんなことを言っていた
だからこれは叶わせない
まだ君に命を溶かしてもらう覚悟が出来ていないから
ねぇフジ
僕はまだ君と生きていたいよ?
「はぁー、、、無事買えたね~、、、」
「そーだね、、、歩き回って疲れちゃったよ俺」
「じゃーあのフードコートで休もっか」
「賛成」
「何食べる?」
「んーたこ焼き」
「あ、僕も食べる」
「じゃあ半分こしよっか」
「いいね」
並んでる間はたこ焼きについて話していた
「僕はシンプルなたこ焼きが好きー」
「俺は照りたまだな」
「は?戦争な」
「何で?」
お互い好きなものを受け取って席に戻る
「ふぁっ、、、つぅ、、、」
「あはは、さすがに熱いでしょ」
「はふ、、、でもおいしいよ、やっぱりそのままのたこ焼きが一番」
「もう、、、照りたまだろ」
「おい今何ボソッて言ったお前」
「そんなキレなくていいじゃん、、、」
「ハハハ」
あーぁ、こんな時間が永遠に続けばいいのに
「あー美味しかったね」
「うん、、、これからどうする?ヒラ」
「んーフジん家でゲームやろう」
「今からっ?!まぁいいけど」
「よっしゃ、じゃ帰ろう」
「う、うん」
一緒に帰ってる間フジは少しだけよそよそしかった
ねぇ、フジ
やめてくれよ?
なんて心で祈っていると
「ねっねぇヒラ、、、」
「なぁにフジ」
振り返ると真っ赤なフジ
「あっあのさ、、、」
マジで早まるなよ?
「ずっと前から思ってたんだけどさ、、、」
まだゲームやってないじゃん
「俺っ、、、」
これじゃ僕もフジも未練が残るだけだよ
まだ、
まだ待ってよ
「どうした~?顔赤いぞ~?」
そう言って顔を覗き込む。
「っ!?」
「あっ寒いから?じゃあ速く帰らないとね?!」
そう言って早足で道を進む
ごめんよ、フジ
「待って!!!ヒラっ!!!!!」
手を強く掴まれる
あ、終わった
ガガガガ、とぎこちない動きで振り返る
フジは手を掴んだまま繋いだ僕の手を見ている
もう、潮時かな
「、、、フ j「ヒラの手、、、冷たい」、、、えっ」
何を言うつもりかと思ったらそんなこと、、、
いや、もしかしたらそんなことで済まないかもしてない
" アイス "は元々体温が低い
冬の日は尚更だろう
普通の人間より低いその温度でフジがもしかしたら気付くかも知れない
僕がアイスってバレたら
フジは、何て言う?
「フジ」
「ごめん、、、ヒラがそんな寒いって思ってなかったよ、、、」
「うん、実は、、、って、はぁ?」
てっきり僕は" アイス "であることを聞かれると思ったのに、、、
こいつはここまでアホだったか、、、?
まぁいいや、上手く話を逸らそう
「そうなんだよ、、、寒くてね~」
「ごめんよ!速く家に帰ろう!」
フジに手を引かれて歩く
何でこんなときは余裕なんだろうな、、、
そうゆうとこホント分かんない
あと何回?
あと何回フジと手が繋げる?
バレないように繋ぐ力を強くした
(続く)
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