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大きな福。
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「 んじゃ、ちょっとスーパー行ってく__あ、そうだ 」
まだ下半身を露わにしたままのフジに、
先程プラネタリウムが入っていた袋の中からディルドを取り出し、手渡す。
「 なして…? 」
なして。どうして、という意味の方言だ。
こいつが昔住んでいた場所の方言らしいが。
「 お前のちんこすげぇ元気じゃん。ほら、俺のだって思っていじって見せてよ。監視カメラで見てるから 」
監視カメラがどこにあるのか分からない、といった表情のフジを背に、扉にしっかり鍵をかけ、外に出る。
これが、俺の。俺達の。
酷く醜い、愛のカタチ。
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さて、なにを作ろうかな。
夜のスーパーは人がちらほらと少なくて雰囲気が結構好みだったりする。
「 ……残ってんのは、惣菜くらいか 」
外に出ない__つまり運動をしないあいつにはせめて、きちんとした栄養を届けてやりたかった。
あいつを「管理する立場」の俺からしたら、栄養面を見てやることも俺のひとつの仕事だから。
つまり、こんなカロリーの高い惣菜なんて買えるわけがない。
カロリーを計算しながら生活していくには、やはり自炊が一番なんだろう。
仕方なく、野菜コーナーに歩を向かせる。
すると__明日スーパーに出す分の野菜を売り場に店員が並べていた。ラッキー。
キャベツと、豚肉と、それから…コンソメスープ。
献立としては、肉野菜炒めと、あとは秋刀魚でも焼こうかな。
………フジは今頃、なにをしてるのだろうか。
細工してあるスマホを取り出し、ちょっとした操作をする。ついでにイヤホンもぶっ刺す。
『アアッ…あぅ、っ……やっん、あっん………』
イヤホン越しに聞こえてくる喘ぎは、俺を心の底から扇情した。
ディルドに酔いしれるフジを、今すぐに襲ってやりたい。
帰ったらどんなプレイをしてやろうかな__。
「 …いけね 」
明日の分の食材も調達し、俺はレジへと向かった。
あ、レジ横のこれも__買って行こう。
早く、帰らなきゃな?
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「 ただいまー 」
二重の鍵を開ければ、カメラ越しに見るよりずっと鮮明で、かわいいフジがそこに居て。
「 ……ディルドに夢中だな 」
「 あっ……かえって、きてたの…おか、えりなさい… 」
体をひくつかせながら、言葉を細切れに紡ぐ。
「 おう。……ディルドでイけた? 」
付けたままのギャグボールの位置を調整しながら訊く。
「 う、ううん……まだ、おもちゃで…イけない 」
「 そっか。…なら、イけるように練習しないとな? 」
ベッドに放置されている、フジの唾まみれのディルドをぺろりと舐める。
「 !!? 何やってんのうっしー 」
「 いや、ほんとに射精してないのかなって。してねぇみたいだな、唾の味しかしないし 」
フジのナカはもうぐっちょりと濡れているし、もう充分に広がっていた。
当然だ、今までフジが遊んでいたのだから。
ま、それをもう一度挿れるんだけど。
「 力抜いてろよ 」
ベッドのふちに座って、体はベッドに預けているフジの股間の前に俺が体を持ってくる。
つまり、フジは白い天井を見上げていて、こちらは見えない。
つぷつぷと音を立てて、ディルドを深く中に落とし込んでいく。
「 っ、~~~~~っ…うっ、ん…… 」
「 ……よし、入ったな。スイッチ入れんぞ 」
「 ……スイッチ…? 」
直後。ディルドが大きく震える。
「 あっ!!!ひゃあっ…うっ、あ…… 」
驚きから来る嬌声。
だけど決してイった訳では無いようだ。
ずっと一緒にいるからそのくらいの分別は付くさ__。
「 ほら、パンツとズボン履いて__今からイけるまで、絶対抜くなよ。いいか? 」
「 やだ、やだっ…むりだよっ、やっアっ… 」
「 ほら、飯食おう?今すぐ作ってやるからな。…これ食っとけ 」
レジ横にあった、草餅のミニ大福。
フジの大好物。夕飯までの口寂しさを紛らわすにはぴったりだろうと思い、手に取ったんだ。
「 ッ……ありがとう…… 」
感謝の言葉をモチベーションに、俺はキッチンに立った。
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