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路地裏-5*
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しばらくして、奏太は遥をソファの上に抱き上げた。
スカートははいたまま下着だけ脱がせる。
奏太は湿した指で遥の縁をなぞり、ほぐしてから中へ押し入った。
「ふぁ、」
遥が仰け反る。奏太は空いている手で遥を抱き寄せ、愛しさに頬へ口づける。
特に反応が敏感な部分を指の背でえぐるように撫でると、遥がいやいやと首をふる。
「や、だイっちゃう」
「指じゃやだ」
「奏太のでイきたいよぅ」
遥姫のご所望に応えて、奏太は勃ち上がった己を遥へ挿入した。
「あぁぁ、あ」
震える声は泣き声か、それとも歓喜か。
ゆっくりと根本までおさめると、引き抜いてまた腰を打ち付ける。
「ん!」
荒い息が漏れる。
そのまま幾度か繰り返すうちに、遥の声が甘ったるく、奏太の息が荒くなっていく。
最後は震えるように遥の中で果てた。
「ねぇね、奏太ぁ」
「何だ?」
「今度はしばらくうちにいられるの?」
「少なくとも来週までは」
「そっか。ずっといられればいいのにね」
「そうだな」
奏太の腕の中でうとうとし始めた遥をベッドに運び、しばらく寝顔を眺める。
この平穏が長く続けばいいと願いながら。
END
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