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第1夜-6
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「いっそこのままでもいいんじゃないか?」
晴臣が言うと、奏太が勢いよく睨み付けた。
「困る。遥が帰ってくるまでには何としても元に戻す」
「いーじゃん。奏ちゃんで。遥ちゃんも喜ぶと思うぜ」
「絶対嫌だ」
食べ終わった奏太はお茶を一口飲んでため息をついた。
「あ、ゴミは流しの横のゴミ箱に頼むな」
「おう」
奏太がゴミを捨てに行くのを何となく晴臣は目で追う。
「すっげー揺れてるな、おっぱい」
「やめろ、言うな」
「だって目にはいるもん。ちょっと触らせろ」
「おい」
奏太の後ろに立った晴臣は腕を伸ばしてその豊満なバストを鷲掴みにした。
「柔らけー!ヤバい、これ本物だ」
「だから困ってるんだろうが」
半分冗談で抱き締めてみる。髪と首筋から甘い香りがする。胸を支えるように触れる。重みと張りのある柔らかな感触が精神を乱す。
「……晴臣?」
奏太の声で我に返った。
「あぶねっ!奏太だってこと忘れそうだった」
「気を付けてくれよ。冗談じゃない」
「だってさー、喋らなかったら超好みなんだもん」
「できるだけ黙らないように心がけるよ」
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